付ける位置はハッキリいってどうでもいいんです。
　乗馬歴１年、であれば、よほどムキになって乗っていない限り１００鞍かそこらですよね。
　拍車を云々するのは早すぎます。騎座に集中されますよう。
　この基本はどんなスタイルであれ変わりません。

　お飾りとしての拍車でいうなら、Ｗブーツの出っ張りに引っ掛けるだけ、です。上から力が加われば上にズレます。乗っていて上にズレるなら下手だ、というだけのことです。イコール拍車を付けるに及ばず、です。
　繰り返します。
　拍車がズレるのが気になる間は拍車をつけて乗るべきではありません。

　ブリティッシュのウェステタンのと拘るのが、失礼ながら下手な証です。次の１００鞍・・・とは言いませんがせめて２０鞍、アブミ上げで乗ってごらんなさい。手綱も最低限にして、腰で動かすように。鞍なし毛布一枚(固定せず)ならなおのことよろしい。
　拍車がどうのこうの、は、馬上における「身体各部の独立」ができてから後のことです。前後はともかく左右においてヒトが馬の重心にあわせられるようになってからのことです。

　当面は、乗馬中は拍車は忘れなさいませ。下馬時にカッコ付けたいなら佩いていても差し支えありませんが。