まことさんへ　横レスで失礼いたします。わたしは家でロバの女の子を飼っています。
経済動物としてでなく完全にペット、家族として迎え５年目になりました。
馬やポニーとかかわりを持つようになり、ぜひ家で飼いたいと
思った時、乗馬もできない馬素人のわたしたちに馬は難しいから飼いやすい
（病気などにも馬より強いと言われている）ロバにするよう馬を知っている人たちに
アドバイスされました。しかしうちに来ての３〜４年は苦労の連続で
蹴られるかじられるは当たり前、青あざだらけ。運動不足になれば体力があまり
制御がきかなくなる、お散歩に連れ出せば勝手に引っ張ったり何かのきっかけで
パニックになってしまったことも何度もありました。さんざんな数年間でした。
それでもかわいいし、家族の一員として幸せにすると決めたのだから
もちろん投げだす気持は全くありませんでしたが、その間風邪をひいて獣医さんに
犬猫では考えられない金額を支払わなくてはならないこともたびたび、その上に
結構高額なサクテイも定期的にしなくてはなりません。また飼料なども
月一で買い出しに行きます、ロバを幸せにすることのどれほど大変なことか。
幸い馬に詳しい友達がいたので毎日のようにアドバイスをもらい試行錯誤の繰り返し、
しかしその友達は馬と言う生き物が生涯を生きられる可能性がどれほど低く、
大変なことか一番よく知っていたのに急逝してしまい、彼女が生涯を見ると断言し
愛した馬たちは、彼女の決して決して望まない形でただ生かされているだけの状態です。
それでもまだ馬を取り巻く厳しい現状を考えればよいのかもしれませんが。。。何かの時、
馬を預けたら最低月に５万以上はかかります。養老牧場に預けたら馬の寿命を考えたら
家が一軒建つのではないかと思います。またポニーは見た目と違い、大きな馬より
聞かない子が多いそうです。小さいけれど運動不足にすればものすごい力で引っ張り人は
引きずられます。実際わたしも大変おとなしく問題のなかったポニーを
散歩に連れ出してもう少しでお互いがけがをするところでした。わたしもロバを
飼う時に馬を知ってる方たちからは反対をされそれを押し切ってまで飼ってしまったから
お気持ちはとっても良くわかるのですが、馬の幸せを守ることがどれほど大変で
お金がかかることか、また人の方は大きなリスクも出てきますことを
お知らせしたくて書かせていただきました。少なくとも、うちのように
どこかに預けるお金の余裕もない場合は自分たちが何があっても世話をしなくては
ならない、その上に犬猫のように簡単に預けれらないから全く身動きがとれなく
なります。ロバの長い寿命とともに自分も年をとります。今わたしは５０になり
去年までは散歩の途中でひょいっと簡単に乗っていたロバの背中に乗るのに
少し難儀するようになりました。しかし何としても家に迎えた以上は
幸せにしてやらなくてはならないから、これからはかなり頑張らなくてはなりません。