＞ＧＯさん
タイトル、いいですね！　内容と問題点をうまく言い当てていると思います。

確かに、おっしゃられているとおりです。移入と帰化については定義付けが必
要になると思います。そして、どこに線を引くかについても、それぞれの動物
や鳥、植物に関わっている人達の間で必ずしも一致するとは限りません。かか
わりの度合いによっても異なった見解になるかもしれません。

ブラックバスを例にあげれば、ある特定の地域に限定して認めようという動き
がある一方で、
それができなかったからこそ　ここまで広がったのであり、これ以上の容認は
できないという意見があります。
そして、現在我が国で生息が容認されているのは４つの水域しかないはずなの
ですが、いたるところに生息しています。
ブラックバスなんかでは、それぞれの意見を述べる人の立場が比較的わかりや
すいのですが、その他の問題になるとなかなか明確にならない部分が出て来ま
す。結局は、自らを指針とするしかないのですが、対象となる動植物やその歴
史によっても指針が動いてしまいます。
本当に一歩ずつしか進めないことのようです。まして、他者の賛同を得るとい
うには時間も必要ですよね。

ブタクサハムシについては、私も昨年知ったばかりです。この虫のことを小学
生達に知って欲しかったのですが、飼育に必要なブタクサの方がなかなか手に
入りませんでした。あるのはヨモギの成長したものばかりでした。
かろうじてオオブタクサ（こちらはヨモギの葉ではなく、桑の葉に似た形）の
葉を給餌していたのですが、こちらも刈り取られてしまいました。
結果としては、どちらがよかったのか今もってわかりません。