野生と自然掲示板過去発言No.4000-200112-79
便利さの弊害 |
投稿日 2001年11月27日(火)20時17分 畠@全国カヤネズミ・ネットワーク
亀レスですみません。 3連休は移入種連続ワークショップ&シンポジウムにスタッフとして参加して来ました。 ニュージーランドの移入種対策についての紹介がメインだったのですが、 日本と比べると、移入種に対する国民の意識の違いを感じました。 >GOさん >「この名刺はケナフ紙で作りました」 >なんて印刷されていたら即刻その場で数分間のレクチャーです。 有り難うございます(^^) こういうお返事をいただくと、ウェブマスター冥利に尽きますね。 >りんママさん 野生型のハツカネズミは、大きさがカヤサイズなので、間違えられやすいです。 私のHPにも、「家の中にカヤネズミが出た!」という情報が毎年数件寄せられ るのですが、確認したら全てハツカネズミでした。 ちなみに、ハツカはカヤに比べて耳が大きい、毛色が灰褐色、尾の長さがやや 短いなどの特徴があるので、今度見かけたら観察してみてください。 >プロキオンさん >河川敷きの植物の7割が帰化植物 河川敷に帰化植物が多い理由の一つに、河川改修後の植生管理のまずさがあります。 河川堤防を手っ取り早く緑化させる為に、外来種の種子を吹き付けるという手法が 当たり前のように用いられています。 在来の植物は、河川改修で根こそぎ除去された上に、生育の早い外来種に押されて 自然回復まで妨げられます。 なおかつ一旦根付いた外来種は毎年種子散布しますので、その地域の継続的な 外来種の種子供給源となり、非常に問題が多いです。 行政の事業は個人やNGOレベルと比較にならないほど規模が大きいので、 自然環境に与える影響ははかり知れません。 |
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