野生と自然掲示板過去発言No.4000-200202-67
オギもススキも枯れ尾花 |
投稿日 2002年2月16日(土)12時19分 プロキオン
確かにお話を聞く限り、あまり熟慮してからやったことでもなさそうですね。 ススキにしてもセイタカアワダチソウにしても、荒れ地の変遷というか植物叢 の移り変わりにおいては、それなりの役割ははたしているようですよ! 増えるだけ増えれば、やがて自ら(?)もしくは嫌地によって消滅していくの だそうです。そして、その後にススキやセイタカアワダチソウの腐食物を養分 とした次の植物が生育してきて、さらにそれも次の植物にとってら代られ、い つしか樹木が侵入してくると。 まあ、気の長い話になりますが、現状としては「土」にそれだけ栄養分がなく 痩せ衰えているということの証明のようなものですね。 逆になると、果樹園や桑園にタンポポやスミレが侵入してくると、「土」に手 入れがされていないとして恥じる傾向が農家にはあります。 ススキは本来、痩せた滋味の低い土に生育します。山地や高原の草原のような 場所で乾燥した場所を好みます。 河川敷きに生育しているススキは実はほとんどが「オギ」と呼ばれる植物です。 こちらの植物の方が穂も白くて大きく、ススキよりもススキらしいです。私も 十五夜には「オギ」を「ススキ」と称して扱っています。 生育している場所は湿潤している所を好み、背丈も花穂もススキより大きいの ですが、一番異なるのは株立ちのしかたです。 したがって、花屋さんで売られている状態では両者の区別は困難です。子供達 に本物のススキを教えておこうと捜したところ、高速道路の「のり面」に生え ていました。きっと、山から運ばれてきた土に根が混じっていたのでしょうね。 タンポポは、小学2年生の国語の教科書に「タンポポのちえ」というお話が記 載されていますので、興味をもった先生がいらしたのかもしれませんね。 NHKの「おじゃるまる」に「でんぼ と タンポポさん」の話がありました が、あれはとても良い話で泣けました。ミセスプロキオンはわざわざ本になっ たものを購入してきました。 「ダンデライオン」「蒲公英」などいろいろ呼び名はあっても、「タンポポ」 が一番似つかわしいと感じています。 >GOさん 2枚目の写真に写っている人が件の人物ですか? たまたま、現場に居合わせ た人ですか? どうせ見るなら、男が写っている写真よりも 女性が写っている方が良いと思 うのですが、こういうことを発言するとセクハラになってしまうのかな? 松江のオウム病、新聞にニュースのタイトルが記載されていたので、見てみた ら患者が13人にまで増えていたのですね。 |
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