野生と自然掲示板過去発言No.4000-200205-3
それぞれの春 |
投稿日 2002年4月2日(火)12時18分 プロキオン
天井の雨漏りは2日程続きましたが、なんとか止まったみたいです。 >りんママさん もうカエルの合唱ですか、さすがに早いですね! 地域がらとはいえ、季節の 風物詩の初見争いでは、とてもかないそうにないですね。 画像に写っていた鳩達も こうのんびりしていてはレース鳩には復帰は無理で しょね。鳩のレースも地域や季節によっては帰還率50%を切ってしまうこと もあるそうですよ。そういう鳩達は、猛禽の餌になったり、このように自活し たりしているのでしょうね。 >チーママさん レンゲは確かに減りました。これは、実は農家自身が減らすように努力してい るからです。 昔はレンゲの根に根瘤菌がいて、この細菌が空中窒素を固定してくれて、肥料 にしてくれていたわけで、田んぼ一面にレンゲが繁殖してくれていたことが良 いことだったのですが、機械化が進むとレンゲがトラクターや耕耘機のロータ ーに絡まるようになり、故障の原因となるようになってきて、逆に邪魔になっ てきたのです。肥料そのものも「緑肥」に頼らなくても手に入るようになって いますしね。 したがって、農家はレンゲが生長して種子をつけるようになる前に 田を起こ してレンゲが繁殖しないようになりました。チーママさんが見られた田にレン ゲを鋤込んでいる作業は、じつはレンゲの駆除作業だったのではないでしょう か? 私の先輩に養蜂業にも手を出していた獣医師がおり、この業界蜜源をめぐって 縄張りがありますので、この先輩自動車にレンゲの種を積んでおいて、ここぞ と思った水田に種まきをして歩いたそうです。なんとも力わざに出たわけなの ですが、その内実は農家に見つからないようにこっそりやったと話していまし た。 私も蜜蜂を飼育していたことがありましたので、レンゲを増やそうとプランタ ーに種を播いたことがあります。でも、あまり増えてくれませんでした。 今では、休耕田が増えて来たので、このような水田で少しずつ復活のきざしが みられます。私の生まれた村では4月の末に「レンゲ祭り」があります。これ も休耕田にレンゲの種を播いて活用しています。 >むちゃさん デンコちゃんが叱りにくるのなら、私も一度お目にかかってみたいです! もし、御会いする機会がありましたら、その旨よろしくお伝え下さい。 |
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