野生と自然掲示板過去発言No.4000-200208-4
Re:猿(日本猿)の生態について |
投稿日 2002年6月5日(水)00時03分 パールちゃん
猿人さんへ。 樹上生活をするサルは地上に降りてきて排泄をするわけではないので、 出したくなったときに木の上からポトリという習性です。 ですから、糞を見つけるとしたら散らばった形での発見になるでしょう。 いわゆるタメ糞・マトメ糞のような一ヵ所にこんもりとあるような糞は発見できないはずです。 タヌキは気に入った排泄場所をもってタメ糞をするので、 見つけたのはタヌキのものではないでしょうか。 今の季節、木の葉が茂っていると樹上のニホンザルは見つけにくいと思います。 見つけることができるとしたら、 餌場から餌場へ木の枝を伝って移動する動きをとらえるか、 餌場にて採食中のところを見つけるかどちらかでしょう。 いずれにせよサルの動きを敏感にキャッチしないと、 どこにいるかを見つけるのはむずかしいと思います。 近くの竹やぶで目撃されたということは畑の農作物を目当てに山から降りてきたのでしょうか。 それが気になります。 山に餌が豊富にあれば、サルは里へは降りてこないものです。 ニホンザルは群れで生活するのが基本ですから、畑への被害が拡大するのが心配です。 駆除の対象にならなければいいけど。。。 |
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