野生と自然掲示板過去発言No.4000-200208-65
あらあら、私だって… |
投稿日 2002年8月7日(水)01時47分 チーママ
そう、小さいときは残酷なのよね。 でも、それで「命」と「死」を実感するし、 今でも胸が痛むなら、悪い大人にならずにすむでしょう? では、私は… 金魚をお風呂に入れたのは、幼心のやさしさだったけど、 青虫の瓶詰め(見事に緑のお汁の青虫の漬物になりました)、 毛虫はどうやったらすぐに動かなくなるか… 楊枝で胴体の真中を切ったり、いくつかにチョキチョキしたり、 結局頭の黒いところを取るとすぐ死ぬことがわかりました。 挙句、楊枝にさした毛虫さんを地面に立てて、植木蜂をかぶせる。 すると、あーーら不思議、翌日にはきれいさっぱりなくなっている。 そこでありさんの観察。 どうやって見つけて、どうやって持っていくのか。 お仕事をした後は、大事な触角をきれいに手入れ。 昔は昆虫採取をして標本作ったし。 でもやがて気が付くのね。 今なくした命は二度と戻らないし、同じものは一つもない事に。 だから虫取りはしても夕方には離したし、卵から羽化するという 命の誕生の方がずっとすばらしいってことに。 だから、心痛む思い出になっているのなら、そのときの 命たちは決して無駄になっていないのね。 昔は命が身近にたくさんあったのに、今の子供達はそうじゃない。 生と死が遠くに行ってしまっていることに、危なさを感じます。 |
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