獣医師広報板ニュース

野生と自然掲示板過去発言No.4000-200406-20

「これ、なーに?シリーズ」
投稿日 2004年4月4日(日)23時44分 投稿者 もり

こんばんは。もりです。

パールちゃん、GOさま、プロキオンさま、はたのさま、ばいかださま、
アドバイスありがとうございました( ^o^)/。
えぇ、大きさと感じから、僕もニホンアカガエルかと思います。
(いろいろ、皆様から名前を聞いてネットなどで調べた結果の感じです。)
野鳥の声のCDなどは色々出ていますが、カエルの声のCDって、あるの
かなぁ?あればいいなぁ・・・。

プロキオンさま。
>素人では、決着がつきそうにないです。
そうですね。
なにしろ僕は、野草観察の超初心者です。
簡単に判断できるはずもありません。
今度、「キクザキ」を見つけて比べてみようと思います。

ところで・・・、
どちらにせよ、こういった花を採集することは良いことなのでしょうか?
もちろん、一般の里山や農地での話です。
種によっての貴重性で、自分で判断するのがモラルといったところでしょうかねぇ?

まなみさま。
関西タンポポと関東タンポポは、違うと思います。
はたのさまのおっしゃるとおり、移植には注意が必要だと僕も思います。
趣味的に、あるいは博物学的に自宅の庭に移植してもよいと思いますが、
種がよそに飛ばぬように、また西洋タンポポからの受粉を防ぎ、また移植
したタンポポの花粉が他のタンポポに受粉されぬようにする工夫も必要な
のかもしれません。
まぁ、自生しているところでも同じような現象はすでに起こっているのか
もしれませんが、人為的な遠方への移植は、更に事態を悪化させるかもし
れませんね。
簡単な温室のような施設で人工受粉させれば、もし移植元のタンポポが純
系ならば、それはステキなことだと思います。
ちなみに、僕の住む栃木県でも、一見関東タンポポに見えるものが生えて
いるところを知っています。
純系の可能性もあるかも・・ということで、僕もその種を自宅に持ちかえっ
て増やしたいなぁ・・なんて、思っていたところなんです。
ですから、今回の話のやりとりは、僕にとってもいろいろ考える機会を作っ
てくれました。
みなさまに感謝です♪♪♪ d(⌒O⌒)b♪♪♪。

またまた、プロキオンさま。
>タンポポ同士は種の存続につながる戦いをしているのかもしれませんが、それ
>が自然の摂理として実施されているものであれば、人間が介入することの方が
>不自然なのかもしれません。
西洋タンポポが日本に持ち込まれた事が人為的なことであるならば、やはり人間
がその競争に介入する必要もあるのではないかなぁ、と僕は思います。
移入植物がすべて悪とは思いませんが、少なくとも在来のタンポポやイヌノフグリ
は圧力を受け滅びかかっているのでしょうから・・・。
ちなみに、西洋タンポポと日本のタンポポは繁殖の方法が違うらしいですね。
西洋タンポポは受粉をしないでも種子をつけられる単為生殖をするそうです。
ですから、雑種化は日本タンポポがセイヨウタンポポの花粉を受粉することで
進んでいるようです。
ところが、その雑種の花粉を西洋タンポポが受粉するという異常事態が起こり、
その新たな雑種が化学物質などに過敏なため、茎が偏平化するような奇形が
出現していると、テレビ番組でやっていました。
それから、シロバナタンポポとカンサイタンポポは別の種らしいです。

ならちゃん。
よくわかりませんが、写真の植物の丸っこくて肉厚な感じの葉っぱは、
コモチマンネングサに似ているような気がします。
もっと茎が延びて花が咲けばはっきりするのでしょうけど・・・。

さて、長文失礼のあとですが、本題です。
この花、なんでしょう?
僕は「イヌガラシ」かなぁ、と思ったのですが・・・。
みなさまのアドバイス、よろしくお願いします。

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