失礼しました、お名前の後ろの方に（Ｗ）がつくのが正式なハンドルネー
ムなのですね。
てっきり、入力ミスかと思って、前回はかってに省略してしまいました。

私は、希少種を除いて、一般の山野草であれば自生地を荒らさない限り、多少
の採取は許されるように思います。
ええ、なにしろ許して貰えないと、長女のやっていることそのものですから。

野の花が好きというのは、素敵なことだと考えます。落語の「コンニャク問答
」が私は好きなのですが、無知が知に勝つというのではなく、本当の知恵とい
うのは、小賢しい理屈ではない、「御本尊は眼下にあり」が好きなんです。
眼下にあり、すなわち目の前にあんたこそが貴い存在である、これを言い換え
れば、「足下にあり」にもなるようです。
足下の小さな虫や名も無い野草も魂のこもった貴い存在であるという考え方が
好きなのです。

守りたいタンポポや他の植物があるのであれば、それは守ってあげて下さい。
足下の小さな命達を大切に思う気持ちこそが、何よりも貴いと思いますし、そ
れこそが、知恵のある者の存在証明ではないかと考えます。

別に大上段に振りかぶらなくても、自然と親しむということこそが、すべての
原点なのではないでしょうか。私はそれで良いと思っています。