獣医師広報板ニュース

野生と自然掲示板過去発言No.4000-200612-36

今年の庭の来訪者
投稿日 2006年5月15日(月)10時42分 投稿者 りんママ

家の庭、良く言えば自然な状態、適切な言葉で言えば手入れが悪い。
犬もいるし野鳥も来て欲しいし、あれから毎年シンジュサンの繭取りしているのでできれば消毒はしたくない。
アブラ虫が葉につくと消毒は、昔からあるような木酢液やヨモギ液などを使っているだけ。
虫がつけば、スズメが子育ての為についばんでくれているようで、サツキにつくチョウレンジバチの幼虫も今年は全く見ないです。

見ないと言えば、実家の庭には、今年は野鳥もスズメも本当に少ない(来ない)、子育てしている巣が少ないと母が言ってます。
しかし、直線で500mほどしか離れていない私の家の近所では、スズメ達は例年みないほど沢山子育てし大変賑やか。

そして、今年は蜂さんの来客も多い。
ミツバチ、くまんばち(クマバチ)、あしながばちにスズメバチ。
 ※地域によっては、スズメバチの別名をクマンバチ(熊ん蜂)とも言われるようですが、胴が黄色のモコモコしたハナバチ科の蜂さんのことです。

すずめは歓迎だけど、スズメバチはちょっとねぇ。困ります。
一昨日も、ブーーンという重低音の羽音がする方を見ると、ふくらみかけた花梨の実(2cm大)にスズメバチが2匹、葉と比べても大きい(下のは5cmはある。)ので図鑑で調べてみると。
なんと、オオスズメバチの越冬女王のよう。
これから巣作り繁殖時期、攻撃性も高いので要注意とありました。
実を抱きかかえて後ろしで実をスリスリしていましたが、何をしているのでしょうね?。
果汁を吸っているかしら?
スズメバチは肉食のイメージが強かったので実を抱きかかえている様子はちょっと不思議な光景でした。

イラガ退治用のノズルが延びる殺虫剤をめがけて噴射してみると、上の少し小さいスズメバチには効果があったようです。大きい方のは、昨日も来ていました。
といわけで、家の庭にはあまり嬉しくないお客様が来ています。

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