訓練士の頃、当時ハスキーのブームで、
躾のできない飼い主さんたちからたくさん
ハスキーが入所しました。しかも流行の白
と黒のﾌﾞﾙｰアイばっかりで、名前はどれも
「チョビ」(マンガ「動物のお医者さんの...)
なのです。運動用の犬舎に「チョビ」と声を
かけると、すべてのハスキーが「はい?」と振り返る
んです(笑)
今保健所の処分犬の種別を見ると、一番多いハスキー...。
「チョビ」がこの中にいるのかと思うとつらいです。
流行のダックスやコーギーなどの胴長短足の犬が無差別な
繁殖で、骨形成に異常のある犬が増えるのは確実です。
また、キムタクが黒の雌のラブを飼っている影響か、
雌黒ラブの需要が高くなっているそうです。

訓練所には「取り替えた何百万のカーペットの色と合
わないから」とアフガンハウンドを捨てていったマダ
ムがいました。

>地元の動物園には飼えなくなったと引き取りを要求したり、
>捨てていったりするフェレットが増えているそうです。

最近山にロップイヤーやライオンラビットの子が捨てられて
いるそうですね。「うさぎだから山に返せばいい」と思う人が
いるのでしょう。TVでは若い男の子たちが、女の子をナンパ
するための道具として、フェレットやウサギを連れていました。
「金で買う→いらなくなったらぽい→だって俺の金で買ったん
だからどうだっていいじゃない」価値を金額でしか計れないん
でしょうか。