＞ｙｏｕｃｏさん

猫の餌に「猫いらず」ですか、う〜ん困った話ですね。確かに餌
付けされている猫なら食べてしまうかもしれません。

動物嫌いの人も本質的には動物に対して敵意を抱いているわけで
はないのですが、餌を与えている人間に対して敵意があるみたい
ですよね。その人間を懲らしめてやろうと考えるといきおい攻撃
対象が動物になってしまい、話がエスカレートしがちです。

トラブルはやはり動物好きの方が一歩引いて、他人に迷惑をかけ
ない飼育を心がけるにつきると考えます。だから、個人が責任を
負える飼育頭数は考慮しなくてはなりません。動物好きの人は見
捨てることができないという理由から飼育頭数が過剰になりがち
で、それがまた問題を大きくしているのかもしれません。

動物好きと動物嫌いの人が対立がエスカレートしないためには、
私は保健所や管理センターは必要だと思っています。
私の県では約４０００頭が処分されています。愛護団体は数が
多すぎるとクレームをつけますが、毎年毎年出てくるこれだけ
の数を救うだけの力は持っていません。

これだけの数の犬や猫が毎年野良になっていくことを考えれば
そういう施設を否定できるものではないし、一番嫌な役回りを
担当させられて人達には申し訳なくて頭が下がります。

自分達の言い分だけをぶつけ合っていれば、良いというもので
はありません。調整役の行政には頑張って欲しいし、早く欧米
のようなシェルターや保護施設が育って欲しいと思います。

動物愛護団体こそがそういう目的で設立しているはずなのです
が、被害者意識の方が強すぎるようです。加害者としての視点
が足りないように思います。

次の世代に野生動物達を受け渡すために緑の回廊が必要なら、
猫のいる町を残すために私の小さな猫の森を育てていかなくて
はと考えています。
だから、動物の好きな人も嫌いなひとも、そこだけはそっとし
ておいて貰えたら・・・。