ＧＯさん＞番組は、絶滅危惧種に指定されたウミガメの保護と、
同じ海域で海老漁をする漁師さんとの関係が大筋でした。
４年前、海老漁によってワシントン条約でも保護されているウミガメが乱獲され、
絶滅の危機にあると言う事で、アメリカはアセアン諸国に対して、アメリカと同様にウミガメを保護する方法で、
獲った海老でなければ輸入を認めないと通告を出したそうです。
ウミガメ保護を盾にした事実上の経済制裁を言い出したわけです。
海老の輸出先としてアメリカはお得意さんですので、受け入れるしかなかったんですが、
そこに政治的な意図が大きく絡んでいて、
もともとウミガメ保護がワシントン条約に認定される経緯や、べっ甲となるタイマイと
ミドリガメ（でいいのか？）との生態の違いなども紹介されてました。
ウミガメ保護に力を入れるタイの政策や実状も興味深かったです。

アメリカ式の海老漁と言うのが、網にカメを逃がす為の何とか言う装置をつける物なんですが、
当然海老の漁獲高も減るわけで、番組の最後に海老の養殖所を作るために
ウミガメの産卵地である海岸線が開発されていると言う話に、
本末転倒じゃないか？と複雑な思いがしました。

保護に携わる人にとってはちょっと漁師さん寄りな番組だったかも知れませんが、
なかなか考えさせられる番組でした。
再放送すると良いですね♪

頑張って説明してみましたが、文章力と記憶力が危なっかしいので（＾＾；
補足出来る方が居られましたらよろしくお願いします。