動物の愛護掲示板 2001年7月23日(月)12時55分

hanaさんへ。

動物愛護にふさわしいのか我ながら疑問なんですが
（こちらには野生と自然BBSもあるので）
普段思っていることを記します。

ドバトに限らず我々は野生動物への餌付けを
日常生活で割合肯定的に考えてますよね。
でも、本来、その動物が生きている空間には、
限られた個体数が生きてゆく分しか餌はありません。
そのために、その地域での動物達の数が
増えもせず、減りもせず、といった
ある程度均衡が取れた状態になります。

その均衡を破る原因の一つが
人による安易な餌付け行為でしょう。
豊富な餌があれば、その分、動物の数は増えます。
人に依存して、その空間にふさわしい数以上になることは
果たして喜ぶべきことでしょうか？

それから、人とドバトとの距離が近づくことで
注意しなければならないことがあります。
ドバトはいわゆるオウム病の感染率が高いですし、
羽毛や粉塵となった糞などがアレルギー源になることがあります。
適当な距離を置いた付き合い方が
彼らとの正しい付き合い方ではないでしょうか。

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