動物の愛護掲示板過去発言No.6000-200112-35
「保護」について。 |
投稿日 2001年10月9日(火)16時42分 翼
先日、近所の方が「保護した子猫を引き取ってもらえないだろうか」といって訪ねて来ました。 「引き取り手が無ければ明日にも保健所に連れて行く」と聞いては、その子を我が家に迎えるほかありませんでした。 その子猫は野良猫(自立猫)の子供で、栄養が足りずに痩せてきていたところを発見し、保護したそうです。 弱った子猫を放って置けない気持ちはよく分かるのですが、保護しておいて、「里親が見つからなければ保健所に連れて行く」なんてどういう理屈でしょう? 保健所で人間に殺されるよりも、親猫と共に一生懸命生きた方がよいように思います。その結果、病死、或いは餓死する可能性もありますが、生きのびる可能性もあるのですから。 ご近所の、犬好き・猫好き、の方であっただけに、本当に悲しくなりました。 「保健所に・・・」という言葉が、子猫を引き取らせるための作戦(嘘)であったことを願っています。 どちらにせよ、その子猫はとても可愛いですし、幸せに育てていこうと思っております。 |
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |