動物の愛護掲示板過去発言No.6000-200206-72
飼育許可と飼い主の資質について |
投稿日 2002年6月5日(水)15時23分 CRK
TOMOさんへ 特定動物の飼育許可に関しては、申請を受けてから現地確認をすることになっています。 飼育環境が法令に定められた基準に達しているかなど、必要事項をすべてチェックした上で合格した場合に飼育許可が出されます。 また、特定動物の中でも危険な動物については、定期的に飼育環境を確認し指導もなされます。 それでも不十分な点はあるでしょうから、改善を要する事項として都道府県庁の動物愛護担当職員宛に意見提出をすることが必要だと思います。 地方自治体の窓口が不明などの理由で直接意見提出するのが難しい場合などは、保健所等に問い合わせると最寄りの担当窓口を教えてくれたり、動物愛護管理センターなどの機能を兼ねている保健所では直接意見を受領してくれます。 外野にあたる場所で意見を述べても反映されませんから、実践されることを希望します。 飼い主の資質については、飼えなくなったからという理由でペットの里親探しをする人たちの中に「飼い主の責任」を十分果たしていないのではないかと思える人も見受けられます。 少し前に確認できた例ですが、自分の飼っている動物の里親探しをしながら新しい動物の里親希望をしている人が見られました。 動物を大切に思っている人や飼い主の責任を果たしている人にとっては、そのような行動について理解できないものだと思います。 そのようなケースを動物の里親探しサイトで見かけたときには、サイトの管理者宛に情報として知らせることも必要だと思います。 そうすることによって飼い主としての責任を自覚してもらい、飼い主の資質も向上していくのではないでしょうか |
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |