動物の愛護掲示板過去発言No.6000-200212-20
専守防衛 |
投稿日 2002年7月26日(金)11時34分 pc.nomura
これは、守りに徹する意味ですから、相手より先に攻撃を行っては成立しない無意味なものとなります。 日本では、抑止力とするための防衛手段としての意味で使われています。 戦略構想としての意味はありますが、正当防衛として反撃を行った時点でこの理論は消滅します。 一般社会においても人間同士や人間と動物に当てはめると次のようになります。 例1:イヌに襲われそうだったから威嚇して追い払った。(専守防衛といえます。) 例2:イヌに襲われそうだったから棒で叩いて追い払った。(結果として虐待とされる可能性あり。) 例3:イヌに襲われた(咬まれた)から棒で叩いて追い払った。(正当防衛として認められる。) 程度の問題もありますが、動物関連の傷害事件ではこのように判断されます。 原因は、イヌを係留していなかった飼い主にありますが、事後の結果次第では過失割合が違ってきますので、緊急避難としての必要最小限の防御に徹してください。 |
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