幸い我が家ではゴキブリを目にする事が無いので、どうしようということを考える
必要が無いのですが、特に嫌いな虫でも無いので、一匹目にしたくらいでは知らん
顔をするでしょう、だけど、もしも何匹も出るようになればやはり駆除をします。

考えてみて下さい、どこかのゴミ置き場から、下水道から、食中毒になるような菌
をゴキブリが運んで来たらどうします？ゴキブリ自身はキレイ好きですが、如何せん
例えて言うなら、砂場で遊んだ後で、手についた砂をご飯の上で払うような事をし
ちゃうから・・・
我が家は大人しかおりませんし、ゴキブリを見逃して、それで腹痛を起こしたとし
てもそれは自己の責任です。ですが、あまなつさんはお子供さんの健康について考
える必要があると思います。衛生面から考えても、手を洗う事も含めて基礎的な事
は、お子さんに教えていかなければならないと思います。
どんな生き物も、何か悪いものを運んでくる可能性はありますが、それを言い出すと
キリがありません。段階を追わないと理解できません。今は、ハエやゴキブリは病気
を運んで来るから駆除をするんだという単純な説明でよいのではないでしょうか？
ただし生理的に嫌いだから駆除をするというのは、生理的に嫌いなら、何だって排除
してよいという事に繋がりそうで、それは言ってはイケナイ事だと私には思えます・・・

命の重さについては、最初から言葉で言って聞かせてもピンと来るものは無いと思います。
大人だって分からないような人がいるのですから、子供なら尚更です。
私だってかつては子供でしたが（笑　色んな事の積み重ねから分かってきたように
思います。それこそゴキブリは殺してよいのに、なぜセミは逃がしてあげないといけ
ないのか？いくら病気を運ぶからと言っても殺す必要は無いのではないか？とモンモ
ンと考えていました。ゴキブリは汚いから、セミは一週間しか生きられないから、
そんな大人からの単純な答えに腑に落ちないものを感じながらも、それでも身内の死
亡であるとか、ニュースで聞く食中毒の話しであるとか、アリを潰せば簡単に死んで
しまう、友達をいじめれば泣く、自分がいじめられれば悲しい、花を摘めば萎れてし
まう、可愛がっていた金魚が死んだ・・・等など、一見直接関係無いような事も含め
て、パズルを組み立てるように命の重さの意味や、害虫を殺す事の矛盾などが整理さ
れていったように思います。

何だかまとまらない話しになってスミマセン。
お子さんが猫を追いかけて面白がることについてですが、一足飛びに命の重さや
一所懸命生きている、という話しをするのでは無く、追いかける楽しみよりも、
優しく撫でて、ご飯の用意をして、そうすることで懐いてくれる楽しみを教えてあ
げて欲しいと思います。
猫だって優しくされれば嬉しいという事、自分と一緒なんだという事を気付いてく
れれば、嫌なことをされたら怖いし悲しいだろうと想像できるようになると思いま
す。むやみに虐めたり、殺す事がどんなにいけない事かもなんとなく実感してくる
のではないでしょうか？