ペットショップにおける動物の取扱いについては、やはり現実に目で確認して
みないと分からないことがあります。
また、その店が何故そのような取り扱いになっているのかの理由も尋ねてみる
必要があります。
ただ、お書きになられている内容から判断すると、売り物（商品）としての扱
いではなくなっているようなので、善良なる管理から逸脱している可能性を想
像します。動物の飼育管理については、本来なされなくてはならない行為が実
施されずにいることも　「虐待」として考えられています。
この点は、動物愛護法においても基本理念としていますので、所管されている
保健所へ連絡をとって、指導してもらうことができます。

むずかしいのは、そこから先です。指導によって犬達の扱いが改善されれば、
良いのですが、不用犬として処分すると言い出されてた時です。薮をつついて
ヘビを出すの例えです。
それは、確かに望む事態とは言えません。でも、何もしないでいること自体が
ねねさんのお気持ちに沿うことなのでしょうか？
このまま黙って見ていたのでは、きっと後で気持ちがよくないと思うんですよ。
心に後ろめたい気持ちをもって、悶々としているのが嫌だということで、１歩
前にでるのであれば、その行為をある人は「やさしさ」と言うでしょうし、別
のある人は「勇気」と呼ぶのではないでしょうか。

私の知っているある女性は、ペットショップでの小鳥の扱い方にいたくを不満
を感じたらしく、居住している県ではないお隣の県でもあるのにかかわらず、
保健所へ一報を入れて行政を引っぱりだしてしまいました。
お話の様子から、新たな飼い主を捜す必要が生じるかもしれませんが、それは
今心配することではなく、また、ねねさんおひとりが背負い込む必要性のある
ことでもありません。
飼い主さん捜しには、行政も関わってもらいましょうよ！　大勢で捜した方が
見つかる可能性も高くなりますよ。

ねねさんが、今お一人の力でもできることは何かという考え方をした方がよい
と思います。