動物の愛護掲示板過去発言No.6000-200512-19
はなまめさんへ |
投稿日 2005年6月19日(日)12時05分 投稿者 プロキオン
私は、ボランティアは片手間でよいと考えています。 しかるべく本業があって、そちらが健全に動いていて、その余力として の活動であることが無理がないことだからです。 自分の力の範囲にあまることにまで手を広げてしまうと、他者に協力を 要請あるいは強制したりすることになり、人間関係そのものにもヒビを いれたりします。 ボランティア活動とくに遺棄された犬猫の保御活動に携わっている方の 中には、「自分はこれだけ大変なことをやっている、自分の生活を犠牲 にまでしている、だから、あなたも強力して」という論法をとる方が少 なからず見受けられます。 私は、このような言い回しがが好きではありません。むしろ、「そんな に大変なら止めたら」と言いたくなりますね。 ときおりあちこちで、多頭飼育の崩壊がマスコミで報道されますが、自 分の力量を越えてしまって、崩壊が起きれば周囲に迷惑を広げるだけで すし、ボランティアを名乗るのであれば、自分にできるボランティアの 範囲を自覚する必要があります。 ボランティアだと思って本業に差し障りがでるまでのめり込むのは、健 全であるとは言いがたいです。 そこまでやりたいのであれば、保御活動を本業にするのが筋道です。 # 我が国においては、きわめてむずかしいことではありますが。 はなまめさんへの言葉も おそらく、心の余力が無くなってしまってい たのでしょうね。 でも、犬や猫、言葉を喋る事ができない者達の世話にとっては、彼等が 何をして欲しいのか、彼等の気持ちを読み取る受け手側の心がとても大 事です。 じっぱひとからげの世話よりも、気持ちが通じ合うことがとても大事な のです。子猫を選ぶ者の気持ちが無視されてよいという理屈はどこにも ありません。 何もいわずに連れて来た子を引き取ってもらえれば、それはありがたい ことなのですが、無理強いまですることではないですね。 こういうのは「縁もの」ですから、「縁結び」に無理ををするとかえっ て良くない結果になりかねません。 おっしゃるとおり、長いつきあいになるのですから、はなまめさんの気 に入った子を迎えたいというので、よいように考えます。 件の自称ボランティアさんの言葉は、気にされる必要はないですよ。 |
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