獣医師広報板ニュース

動物の愛護掲示板過去発言No.6000-200512-45

みんなが助かるためには。
投稿日 2005年9月22日(木)08時59分 投稿者 考えてみた

保護された動物を「処分しない」法律は作れないでしょうか。
 単に保護された・貰い手がない動物に関して「保健所での処分は一切行わず」、数日預かったのち、保護された地域の学校(屋内)・団体で面倒をみて、一時的里親・生涯の里親をみつけるのを義務づける。貰い手を探しても追いつかないのが現状だから、命を奪う「法律」を変えるべきだと思います。
「事故0<ゼロ>を目指す」のと同じように、『処分0<ゼロ>を目指して』会議を開いたり、国民に改善提案を募ったり。人間と野生動物共に住みやすい環境作りは夢ではないと思います。「保護動物の命を守る法律」を真剣に取り組んでくれそうな政治家はいないのでしょうか。
 何十万もの飼い主を、ただ待つだけなんて。里親以外の方法も検討しなければ。たくさんのサイトで議論して、学校・市町村・会社でも話し合う場を持つように全国で講演するとか。普段から愛護活動を町ぐるみでしていれば、みんな味方になってくれます。
 400人のうち1人が、「一時的に1匹を預かる」だけで30万匹みんな助かります。(計算あってると思います)一時的な期限が切れる前に、次を探すわけですが、動物ふれあい週間などを作って、子供のいる家庭で1週間だけ世話を体験させたり、子供を持つ前のカップルに・マタニティーブルーの予防に、老後の生きがいに動物を活かせないでしょうか。
 それでも限界があるなら、日本全国すみずみまで動物好きを探せば、たとえ1日でも1時間でも預かってくれる方はいます。10匹もかってる家庭でも、頼み込めば1週間ならなんとかなるのでは。軽自動車さえあれば、遠くても運んでゆけます。そして日本中の保護・迷子動物の居場所を一括してコンピュータで管理し、移動時も、預けている時もいつでも連絡がとれるようにすれば、10日前に保護した子が50人くらいの手を経ても、最初の人が飼うことができます。
 転々とさせると、里親がみつかりにくい、管理しづらい、病気をもらわないか、と不安ですが、収容できない以上、わずかな時間でも預かってくれる事はありがたいはずです。
 そういう私は飼えるのかと言えば「一時的預かり」ならできます。日本中の人が、無理せずできることで手伝ってくれれば、それだけでみんな助かると思います。日本中の協力を得るためには、法律が変わることが近道だと思います。

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