次から次へとブリーダー崩壊の新しい情報が流れます。
ブリーダーではなく繁殖屋ですけどね、崩壊するのは。
真のブリーダーは崩壊するほどたくさんの数を所有しません。
真のブリーダーはもともと金儲けのための繁殖はしません。

繁殖屋は売れそうな品種ならなんでも扱います。
劣悪な環境に詰め込んでとにかくどんどん産ませます。
が、思うように売れない、儲からない、続かない、お手上げ。
満足にエサも与えられずに痩せ衰えて病気になった動物が残される。
そこへ愛護団体が登場して緊急レスキューだの一時預かり募集だの支援金募集だの大騒ぎ。
繁殖屋がなにもしなくても「かわいそう」「かわいそう」と叫ぶ人たちがぜんぶきれいに片づけてくれる。
毎回このパターンです。
・・・この連鎖をどうにかしないといけません。

繁殖屋をどう規制するか。
ひとつは動物取扱業に対する行政のチェック体制を厳しくすること。
もうひとつは買う側の認識を改めること。

愛護団体はもっとよく考えないといけません。
崩壊〜レスキュー〜崩壊〜レスキューのイタチごっこをやめることを。
本当に動物のためを思うなら、レスキューすることにエネルギーを使うよりレスキューなんかしなくて済むようにするためにエネルギーを使えばいい。
レスキューを繰り返すのは自己満足にすぎない。
無責任な繁殖屋の尻ぬぐいを繰り返してはいけない。
「かわいそう」の旗を揚げればなんでも言い分が通ると思ってはいけない。