動物の愛護掲示板過去発言No.6000-200803-4
Re:Re:お彼岸 |
投稿日 2008年3月21日(金)10時24分 投稿者 プロキオン
>そして、どうかそうした命たちが、生前のつらさや悔しさ人への恨みを、昇華できるように祈ってきましょう。 そうなんですよね。もっと生きたかったであろう命達の想いを生きている命が思いやる一時があってよいはずだと考えます。 防災の方の掲示板には、災害で命をなくされた方達や巻き込まれた動物達の冥福を祈る気持ちから毎年書き込みをしていますが、この春彼岸の時期には、地下鉄サリン事件のことが思い起こされます。事件から13年ですが、自分自身の身に何が起きたのかもわからずに亡くなってしまった方々や残された遺族の気持ちが納得できたとは、とても考えられません。 不用犬として施設に持ち込まれて処分された犬達も飼い主であった人間達のことをどのように思っているのでしょうか? 業務として処分に直接手を下さるざるをえなかった人達が線香をあげて手をあわせているのに そうさせた者達が何もしていなくてよいのでしょうか? 「犬を殺すな」とセンターの職員を非難するひとびとは、そのことをどのように考えているのでしょうか? そして自らも線香をあげに行って冥福を祈ることをしなくてよいのでしょうか? 誰に相談する必要ない、自分自身がただ実行すればよいだけのことを実行できないでいるひとびとが「動物愛護」を口にして錦の御旗として利用することを私が好みません。むしろ、嫌悪を覚えます。 動物の愛護なんて大したことではない。自分の身のまわりに居る動物を虐めない大切にするというだけのことで充分なのです。飼い主一人ひとりがそうしてくれれば、たいそうなお題目など必要ない。そうなってくれれば、「動物愛護」を利用しようとする者も存在できなくなります。 動物の愛護は、日常にこそあると私は思っています。
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