獣医師広報板ニュース

動物の愛護掲示板過去発言No.6000-200812-46

Re:猫が閉じ込められています
投稿日 2008年10月13日(月)02時30分 投稿者 パールちゃん

猫がいるのに飼い主がずっと不在のようだとなれば、保健所に連絡して警察立会いのもと管理人に部屋を開けて確認してもらうといいと思います。これは法律的には「動物の愛護及び管理に関する法律」のなかの「第七条  動物の所有者又は占有者は、命あるものである動物の所有者又は占有者としての責任を十分に自覚して、その動物をその種類、習性等に応じて適正に飼養し、又は保管することにより、動物の健康及び安全を保持するように努めるとともに、動物が人の生命、身体若しくは財産に害を加え、又は人に迷惑を及ぼすことのないように努めなければならない。 」に該当します。都道府県条例も適用されます。ずっと不在=適正に飼養していない、たまった排泄物が近隣住人の健康を害する恐れがある、餓死するのではないかという心配を近隣に与える迷惑などの理由により、保健所に対してその部屋のなかの状態を確認してくださいと要請するのがいいでしょう。猫がかわいそうということだけではなかなか管理会社は行動しないかもしれませんので、衛生上どうなのかという点から話をするほうがいいと思います。家賃滞納が何ヶ月も続けば契約者と連絡が取れなくても管理会社は勝手に中に入るでしょうが、1ヶ月だと契約者と連絡が取れないから入れないと管理会社が言うのはしかたないかもしれません。あくまでも、猫の排泄物だらけになっているかもしれない状態は住人として困る・迷惑だという観点から管理会社と保健所に相談してみてください。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

サポーター:日本ベェツ・グループ 三鷹獣医科グループ&新座獣医科グループ 小宮山典寛様のリンクバナー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。