動物の愛護掲示板過去発言No.6000-202111-115
Re4:白斑牛について |
投稿日 2014年12月17日(水)10時42分 投稿者 プロキオン
私が県に在籍していた当時の公文書の保存期間は、1年・5年・10年・永久保存と区分されていましたから、年号が平成に切り替わったころには廃棄の運命にあったと思います。 そして、牛とはいえ病気に関わる内容なので、その県職員の方も住所氏名は伏せての相談でしたので、飼育していた農家も特定不能です。 コバルトは、その多くが地殻の中に存在しているようで、地表に現れている鉱物としては微量元素のうちにはいってしまうようです。産出する際は銅の鉱石に混じって採掘されるようです。 微量元素としてのコバルトは、人間や動物にとっても欠かす事ができない貴重な元素と言えますが、そのような鉱物が大量に存在しているのであれば、やはりウランの崩壊過程から出てきているのではないかという疑念はつきません。ですが、これは極めて立証しにくい事柄です。それを立証する手法も知識・データーも、原子力を推進する側にありますので。 そして放射性同位元素であるコバルト60を原因であると仮定しても、その半減期はおよそ5年です。原子炉内で放射能壊変の進行が継続していて、かつ、外部に放出しつづけているというケースでないかぎり、時間の経過と伴にコバルトは減少していき、この白化現象は沈静化していくのではないかと考えられます。 逆に考えますと、この現象が年をおうごとに拡大してひどくなっていくようであれば、放射能の封じ込めがうまく言っていないのでないかと言うことになりそうです。そういう事態となってしまうのであれば、牛達こそが物言わぬ証言者となるのかもしれません。 現時点では、コバルトに疑念を抱いているのは私1人だけであって、それも完全に個人的な推論にすぎません。牛達にとっても白化が止まって元の状態に戻る事ができるのなら、その方が良いでしょうね。 35年前の色あせた写真だけが、私にとっては実際にあった事としての記録です。今、福島で起きていることを時代の記録として残されるのには、やはり福島の人々が頑張らなくてはならないと思います。
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