動物の愛護掲示板過去発言No.6000-202111-127
Re12:白斑牛について |
投稿日 2014年12月28日(日)11時06分 投稿者 プロキオン
動物の愛護掲示板ですので、あまりこの話しを引っ張るのも気後れしてしまうのですが。 >「最初に結論ありき」は変わらないですね。 略号がJVMという獣医さんの雑誌がありまして、その雑誌の今月号のインフォメーションコーナーに掲載されていた記事があります。 「一般社団法人東京電力福島第一原子力発電所の事故に関わる家畜と農地の管理研究」は、発展的に改組され、「一般社団法人原発事故被災動物と環境研究会」として2014年9月にスタートしたという記事です。 その中で同会が実施してきた研究内容として次の4つが揚げられていました。 1、旧警戒地域内の牛の放射線汚染状況 2、放射線高濃度汚染地域における総合調査、放射性物質の生体内分布 3、精巣中セシウム濃度のと精巣構造 4、白斑牛多発の原因究明 そして、この9月の研究会の改組スタート時点の発表で、 1、牛の病理解剖所見で甲状腺が腫大している例が見られているが、結節性病変や細胞の異型性が認められておらず、原因不明。 2、白斑については、皮膚・毛ともにメラニン色素が減少していたり消去している現象は分かったが、その原因は不明であり、直接には放射線とは関連しないのではないか。 と報告されていたようです。 雑誌が届いたのが月末になってからだったので、こんな報告があったことを全く知らなかったのですが、この掲示板で白斑牛の話しを始めるよりも大分前の9月には、今まで調査に取り組んできた「一般社団法人東京電力福島第一原子力発電所の事故に関わる家畜と農地の管理研究会」においては「白斑牛の話」はすでに終わっていたということのようです。
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