動物の愛護掲示板過去発言No.6000-202111-23
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投稿日 2013年3月15日(金)11時10分 投稿者 プロキオン
文脈の出だしが、「3月10日」で始まっていた事と馬も登場していたので、てっきり空襲のときのことかと早とちりで失礼してしまいました、すみませんでした。 そうでしたね、たしかに震災の当時にも、被災地に馬もいましたし、被災したペットショップの映像というのも、放映されていましたよね。 シリアの砂漠から捕獲されたハムスターは、12頭でしたが、喧嘩やなにやらで生存していたのは母親ハムスターを含む4頭だけになっていて、その4頭が繁殖のスタートになったと聞いています。 スタートの時点で親子交配があったわけで、インブリーディングどころかクローンのようなものだと言われています。そんなところからか、近親交配なんて気にすることはないのではないかと主張される方もおられるようです。 それなら、なんらの問題もないのかと言われると、どうも他の動物よりも腫瘍に遭遇する頻度が高いのではないかとエキゾチックペットを診察される先生の間では話されたりしています。 個人的には、ゴールデンハムスターではないのですが、ジャンガリアンハムスターの交配において、イエローに関わる交配には、流産が多いように感じおりますし、キャンベルハムスターのパープルに関わる交配では、失明や眼球欠損の個体が出やすいように耳にしています。 ここからは、私の想像になりますが、ゴールデンはムスターにおいても、やはり初期には流死産や異常な個体というのは、かなりの頻度であったのではないかと思うのです。ただ、それがすべて実験動物としての管理下であったために、支障のある遺伝子の淘汰がやりやすかったのではないかと考えています。 1985年の夏、御巣鷹山に日航機が墜落したわけなのですが、チーママさんは、このときの日航機を目撃されていたのですね。私の知人の獣医師にも同じ機体を目撃していたそうです。家畜共済の先生で、ちょうど往診中に異様な音がして牛舎から外へ出てみると、山の稜線のすぐ近くで低く飛んでいたそうです。後から、その飛行機が墜落したことを知り、それ以後、カメラを車にいつも積むようにしているとのことでした。 520名の死者を出したこの惨事の中において、数名の生存者が救出されました。その中の当時12歳の少女は、この悲劇の事故から9年5ヶ月後に、看護師として、今度は被災者を助ける側の人間となって、神戸に赴いています。 阪神淡路の震災から、18年経過していますので、この少女(KKさん)も38〜39歳になられているはずです、おそらく結婚されてお子様もおられるのではないかなと思います。 助けられた命が、次世代へと命を引き継いでいくというのは、素直に喜ばしいことなのですが、その分、神戸で母親の遺骨を持ち歩いていた少女の行方というのも気にかかって忘れがたいです。 付記:日航機を目撃された先生は、家畜共済の獣医師でしたが、この分野では近年とみに獣医師の肩叩きが多いようで、その先生も自分から共済の職を辞してしまわれました。 現在は、犬や猫を診療対象とする小動物開業医となっておられますが、本人曰く、「ハムスターから牛まで診察できる獣医師」だそうですよ。
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