動物看護師掲示板過去発言No.7000-199907-21
Re:テクニシャンの仕事 |
投稿日 1999年4月25日(日)03時42分 マンタ
こんにちは。獣医師のマンタです。 興味深く最近の書きこみを読まさせていただきました。 私も基本的には林先生の意見に賛成です。 基本的にと書いたのは、 「要は 法律どうのこうのではないんじゃないの?ってかんじです。」 ここが林先生とは異なります。 やはり、日本で獣医業に携わるものとしては、 獣医師法(たとえ不備な法律であったとしても・・・)を 遵守していただきたいと思います。 で、その法律内で獣医の専従業務というのは3つに限られています。 1診断 2処方 3手術 です。 つまり、この3つ以外はテクニシャンが行なって良いということです。 では、獣医師は、この3つの事を行なっていればよいのでしょうか? ここも林先生とは考えが違うのですが、 獣医師は、テクニシャンの仕事に加えこの3つの仕事があると考えています。 今の日本では、あまりにも「獣医師」という名前にこだわって、 これは、テクニシャンの仕事と決めつけている風潮があるのではないでしょうか? テクニシャンがプロであることは(そうなってほしいとおもうことはと言い換えても いいのですが・・・)紛れも内事実です。当然獣医師も獣医師のプロです。 このプロ達が飼い主と一緒に治療をするのがベストですよね。 ですから、テクニシャンにプロの意識と自覚を芽生えさせてあげられるような 接し方が獣医師側にも必要ではないのでしょうか? 「獣医師には他にいくらでもやることがある」から、 掃除や、ケンネルはテクニシャンの仕事、というのはどうかなぁとおもいます。 (もし、林先生の書きこみの趣旨と違っていたらすみません) さらに、問題となってくるのが、職種としてプロであることを要求されるテクニシャンを 育てられるのは、テクニシャンのプロであるということです。 従って獣医師がテクニシャンのプロでない限りプロのテクニシャンは育てられないと 思いますが、林先生はどうお考えですか? |
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