動物看護師掲示板過去発言No.7000-199910-17
AHTは患者さんとの橋渡し |
投稿日 1999年8月28日(土)00時13分 初
ちひあさん、とてもよいこころざしを持っていて立派です。 そのように、しっかりとした考えを持って仕事をしていって下さいね。 ちょっと、ひとこと。 病気のことなどを勉強して、患者さんとの橋渡しをするのはとてもいい考えだと思います。 獣医師のことばが足りなかったり、患者さんがわかりづらかったのではないか、とフォローしてくれるとありがたいと思います。 でも、注意して下さいね。 患者さんはそれを、医師の言葉として受け取ります。 お金を払った言葉として受け取ります。 責任があるのです。 アメリカの医学生を題材にした映画の中のお話ですが、医学生が子どもを持った母親に 「そうそう、それから、おばあちゃんからおそわったんだけど、***を暖めて飲むといいわよ、試してみて。」(うろ覚えでごめんなさい。) といって、民間療法薬を教えるのです。 それを聞いた指導医は医学生を注意します。それは、医学的根拠がない無責任な言葉だと。 ざんねんながら、日本にはAHTにまだ、国家的な資格がありません。 それを十分考慮して、患者さんにアドバイス、助言するとき、慣れるまでは獣医師に一応、間違った知識ではないか、獣医師の診療方針と一致した見解か、聞いてみるとよいと思います。 一生懸命勉強して、患者さんの立場に立った医療がなされるように一緒に頑張っていきましょう。 |
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