またまた、登場します、ドクターＪです。

この問題に火を点けてしまったのは、私かな？

専門学校は、是でも非でもありません。
私は、そこへ行き、動物病院へ就職してくる人達の本質の問題と思います。
開業して１０年、多くのVTを採用してきました。
そして、多くの人達、様々な人達をみてきましたが、VTとして社会人として
認められるのはほんの数人でした。
まず、高校までの基礎学力、いえ、中学・小学校の知識までない人がいます。
薬を処方する際に、分数や小数の計算が出てくるが、それができない。
漢字の読み書きもダメ。
これは、医療にたずさわって、動物の命を救おうという人間の学力かと
思うほどです。
そういう人間を学校に入れ、堂々と卒業させて、挙げ句の果てには、
推薦書までつけて、就職させる。
そして、蓋を開けると、・・・。採用する側にも問題あるが・・・。
過去にペーパー試験を採用したが、そうすると誰も就職希望者は来ない。
そういう感じです。

確かに専門学校へ行くと、保定や専門知識を修得できますが、
それ以前の問題が山積している人達が多いようです。
以前にも書きましたが、大学は頭が悪いからいけない、
就職は格好悪いから嫌、じゃあ、専門学校に・・・
動物はかわいいし、うちにもいるし・・・なんて
感覚で入ってくる輩もいるでしょう。

ですから、遠い先には国家資格を用意して
しっかりした知識を持った人達にVTになって欲しいものです。
その受験資格は、高卒以上であれば誰でもOKということで
いいと思いますが、一般教養と専門とがあるべきと思います。
こんな理想論を並べても仕方ありませんが、
でも、現実ひどいですよ。

意識レベルの高い人達が、VTの道に進んでくれることを望みます。
こんなこと書いたら、怒られちゃうかな？