動物看護師掲示板過去発言No.7000-200202-5
看護士の立場で出来ること |
投稿日 2002年2月2日(土)23時50分 青衣の天使
シッポナさんが言っているように、意識を換えさせるのは難しいことだと思います。 しかし、看護士として出来ること。それは意識を換えさせてあげることだと思います。 猫に手術を施す協力をすることも、もちろん出来ますが 看護士としてしなければならないことは、理解を深めることだと思います。 最初は責任が自分に降りかかり、困惑する拾った人もいるでしょう。 しかし、それを面倒見る方向へ。避妊や去勢をする方向へもっていけるのは 私たちの責務ではないでしょうか? 確かに、とても難しい。しかし、根本を換えていかなければならいないと思います。 1人を教育(意識改善)することによって、その人が別の人の意識を換えてくれるかも知れません。 意識改善がドンドン広がれば、野良も必然と減るでしょう。 そんなこと待ってられないと思うかも知れません。 でも、それが出来ないから、永遠に続いてるんではないでしょうか? 野良の問題以外でも、治療に非積極的な飼い主も居ますよね。 そんな人に治療の必要性を理解してもらうのって大変ですよね。 でも、勧め方ひとつで、治療する方向に換えることも出来るんです。 話をして、理解してもらうこと。とても難しいし、根気も必要です。 猫を捕まえてオペすることよりも、大変だと思います。 でも、1人でも意識を換えることって、大切だと思います。 理解をしてもらう為には、色々と自分が知っていなければならないことも多い。 私はまだ数年の看護士です。ひよっこです。 十数年のシッポナさんの何分の1しか苦労も経験していないでしょう。 今居る子を捨てておけって言いたいんじゃないんです。 今居る子。目の前の子。とっても大切だと思います。 でも、未来の子の為に、理解を深めるのも大切だと思うんです。 |
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