カウガールさんこんにちは。

簡単にいえば病院では「院内感染」を、食物を扱う場所では
「食中毒」を、未然に防ぐ衛生観念に対する危機感は
同等のものだと考えています。

私がよく思うのは、最初は要領も、度合いも分からないのは
当然だとは思いますが、教育をしてある程度慣れてきても、
簡単なこと（ゴミ箱にフタをするなど）がどうしても
出来ない子（忘れてしまう）がいます。
それは、教育が悪いとかトレーニングが至らないという問題よりも
育ってきた環境が違うせいでもあり、限界でもあります。
それには、私も大いに悩まされました（＾＾；）。
注意してもその時は素直に理解してくれるのですが、
どうしても、忘れてしまったりして、同じこと何回も繰り返すうちに
お互い嫌になってきたりと・・・・。
難しいですよね。

予備軍さんこんにちは。
日本でも、そのような飼い主さん（候補）はたくさんいます。
病院でも、里親譲渡会でもいつも「お前に言われなくても
わかってる」という人に限ってペットに対する
愛情がイマイチ納得いかないような感じで・・・。
私も、受付が嫌いでした。
「お手伝いのお姉ちゃんごときに言われたくない」とも
言われた事もあります。
ショックですよね。こちらは一生懸命なのに。

でも、やっぱり上から押えるように説得させる言い方だったり、
相手の話を聞かずに、自分の考えだけを発していたり
することもあります。特に最初の頃は、
とにかく説明を・・と思っていたのでそういうこともありました。
特にこの業界では、ありがちなんですよね。

この仕事は説明をする価値が無いような人でも
説明する・説得させる義務があると思うんです。
何を言われても、翻されない知識と経験を積んで
説得力を高めてください。自信と誇りが出てくれば
自ずと理解をしてくれる飼い主さんは増えてきます。
その人の感じや、状況によって説明する選択肢も
増えてきますし、余裕も出てきます。
そのためにも、今くじけないで「いい勉強」と観念（？）して
頑張って欲しいと思います。
「言葉」というものは難しいです。
時として、話をしている相手に不愉快な気分をさせてしまうことが
多々あります。それはお互い、自分では気がついていないことも
よくあります。その言葉もよーく選んでそれを身に付け
罵倒に負けないで欲しいと思います。