＃まめさん、お返事ありがとう。

私は大学で地理学を専攻しています｡
講義と実験の繰り返しなのですが､やっている事が意味のない事のように
思えてならないのです｡

＃どこの学校(実習があるところ)も、同じかもしれません。
　同じことの繰り返しだと「なにも身についていないのでは？｣「意味あるの？｣
　って考えてしまいますよね。
　自分が少しその分野のことをわかってこれば、なおさらだと思います。
　でもね、『正常』がわからなければ『異常』はわからない。
　「１つのことから、たくさんの情報を得られることが大切｣です。
　学生時代にもよく言われました「木ばかりを見ずに、林や森もきちんと見れる
　人になりなさい」って。「系統だって物事を見る｣というのは難しい。。。かも？
　人間は目先のことに気を取られてしまうから(笑)

実験では実験器具も満足に揃っておらず何の為の授業なのか全くわかりません｡
教授のやる気も感じられずこんなものなのかと思ってしまうのです｡

＃私の場合は先生は恵まれたと思います(学校を決める時に講師で決めたから)
　学校はまめさんと同じように器材も良くないし「なんで？ちゃんとお金払ってるのに｣
　って、あまり大きな声で偉そうには言えませんが、学校を相手に交渉をしました。
　今では同級生との笑い話ですが(笑)

動物看護士になりたいと思ったのは､小学生の時に飼っていた犬が病気になった時に
何もできなかったからです｡
助けてあげられなかった､それが動物に関する職業に就きたいと思ったきっかけです｡

＃私は高校生の時、うちの犬の介護をして最期を看取るとき「老犬の介護を確立したい｣
　と考えて必死にいろんな勉強をして、獣数年。。。最初はねいろんな事を言われた(笑)
　今でも言われる(苦笑)でも、今やっと話を聞いたくださる人もいらっしゃる。

　そんな私でもＡＨＴの時、どんなに助けようとしても目の前で３頭も４頭も亡くなった
　時は「自分が殺してるんじゃないだろうか。。。｣って感じることもあった。
　でも生まれてきてくれる命や、飼主さんから頂いた『感謝状』に支えれて頑張れた。
　決していいことばかりではないし、やる気のある獣医師ばかりではありません。
　私はＡＨＴのお仕事はすごく大切で大変だと思う。
　獣医師と飼主、飼主と動物、動物と獣医師、それぞれをつなぐパイプだから。

　まめさん、ゆっくり考えて決めても遅くないと思います。あせらないでね。
　人の気持ちを変えることができるのも人間なのよ(動物には負けるけど)。
　でも動物には自分で環境を変えることはできないよね。でも人にはそれができる。
　あとは何にでも興味を持ってください。科学者には「こどもの好奇心｣が大切です。