えりさんご無沙汰しております。

さて、資格について話題が出ていますが・・・
私のＨＰでも資格に対する問い合わせは多いです。
動物看護士の場合、国家資格は現在の所存在していません。
なので、よく出てくる資格とはそれぞれの学校ならびに団体が発行している民間資格です。
獣医師になろうとしたら、腕の良し悪しや知識の良し悪し関係なく
獣医師免許というものが必要になります。
他の病院の獣医さんに狂犬病は打たなくても良いって言われたんです
などとバカなことを言う人でも獣医師免許を持ってれば獣医師として仕事できます。
診断・治療に関してでも、私たちＡＨＴでも疑うような・・・
（尿閉なのに導尿もせず帰宅させ、心配で転院する患者がうちに来る。ｅｔｃ.）
よくそれで開院できるなぁ〜と思う病院も中には存在しますが
（1度取得してしまえば資格が剥奪されることもないですし、試験内容も元々家畜が主体だったので、小動物臨床に関わることばかりでもないです）
獣医師に限らず資格がないと出来ない仕事っていっぱいありますよね。
むか〜しカリスマ美容師と言われてた人が、実は無資格だったというニュースがありましたが
出来る・出来ないじゃなくて、資格がないと駄目な職業は存在します。
そこへいくと・・・動物看護士は資格なくてもなれる職業です。
なので、ＡＨＴの教育に熱心な病院で専門を出ずに学ぶ事だって出来るし
教育熱心でない病院でも、採用されればＡＨＴとして勤務しながら自己勉強だって出来ます。
中には資格重視が学歴重視って病院もあるみたいですが・・・
無資格でも就ける職業ですが、では勉強しなくて良いのかって事ではないと思います。
獣医療だって日進月歩です。
我々が学ばなければならない事は尽きません。
資格を取得する為には、どんな資格でも試験があります。
だから勉強します。
資格があるから就職って結び付くものではないけれど
取得の為に勉強することって無駄にはならないと思います。
私が卒業した専門学校は、意味がないということで学校独自の資格発行してませんでした。
でも、動物関係業界に私の先輩や後輩は少なくないはずです。
学校で学んだことも無駄ではないってことです。