動物病院の仕事は、本当にハードだと思います。
動物の保定、受付、電話対応、入院動物の世話、清掃、手術の助手、検査など、仕事は多岐に渡ります。それだけに、やりがいあるとは思うのですが…
その上、仕事のできない獣医師ができたら、そのフォローもしなくてはなりません。

給料は低いから、一人暮らしは余程の覚悟がいりますし、ほかにやりたい趣味や活動などがあってもなかなか時間がとれません。体力などエネルギーのいる仕事でもあります。
いくら仕事にやりがいがあったとしても、VTとしてのやりがいをとるか　ｖｓ　人間としての生きている実感をとるか、という選択になることもしばしば。

労働基準法は、国民のために作られた法律です。
獣医師は専門職なので適用除外ですが、動物看護士はいまだ社会的に認められておらず、単なる一般職なので、労働基準法を守る義務が、雇用者にあります。
院内の人間関係が悪かったら、経営者である院長が改善に勤めなければなりません。

なかなか理想と現実は程遠いですが、程遠いからこそ、その幅をせばめていくことには価値があると思います。
みなさん、めげないでがんばっていきましょう！！