う〜ん、どういえば良いかな？　私は心意気のようなものだと考えています。

例えば、私は診察室では腕時計をしていませんが、狂犬病の集合注射のときはしています。診察室であれば、犬を傷つけることがないようにであって、集合注射であれば、犬から咬まれるのを少しでも防ぎたいからです。（実際に　これが功をそうしたこともありますので。あからさまにプロテクターのようなものを着けるのは飼い主さんにとっては失礼でしょうし、時計なら自然ですから）
研修医時代には、２〜３人がかりで保定しなくてはならない犬もいましたから、そのような場合では、名札もＸ線のフィルムバッヂもボールペンもすべて外して犬に抱きついていました。
しんさんが、患者の安全ということでそのように考えるのであれば、これは率先していかれれば良いと思います。こうしようああしようと取り決めるまでもなく、良いと思うのであれば、そうすれば良いのです。
私の研修医時代も　とくに誰かに指示されたというのではなく、なんとなくというかすでにそういう空気があったからです。動物に対して何気なく気を使うことが出来るという点はだいたいは他人は見ていてくれるものです。目に写っていても気がついていないという人は、その人自身がそのような気遣いができないとことなんです。
ですから、まずご自身が率先すれば、分かる人はついてくるように思いますよ。

漫画の「動物のお医者さん」にも、学生がだんだんおしゃれをあきらめていくことが出てきますが、看護師さん達の年代を考えれば、多少のことは仕方ないかなとも思います。
ただ、診察室では看護師として自覚をもっていただきたい、長爪にマニュキュアはまかりとおりません。