皆さんはじめまして。アールと申します。私は動物の専門学校を出て、病院に
ＡＨＴ、グルーマー両方として働いていました。
一ヶ月に１５〜２０頭くらいしかこなしていませんでしたけど、なんとか
お金を頂いておりました。
学生の時からそうでしたが、自信が全くないんです。いつも、「これでお金頂いて
いいのだろうか」と思っていました。病院には私一人で教えてくれる先輩は誰もいなく、
それも自信のなさにつながっていたのかもしれません。学校を卒業したからといって
プロとして通用するはずがありません。社会に出てからが本当の勉強だと思って
います。私は、卒業したてでほとんどなにもわからないのに、見様見真似でペット
クリップにカットし、５０００円を超えるお金を頂く事がだんだんと苦しくなって
いきました。（金額は、病院の設定です）そして、怖くなってしまったのです。
グルーミングすることが、カットすることが・・・・
学生の時から犬に大きな怪我をさせたことは一度も有りません。しかし技術がないので
クリッパー作業のときによく（足裏・腹バリ）ひっかけて少し出血させてしまいました。
一度やってしまった事を次回はもっともっと気をつけて、やらないようにしようと
毎回反省してはいるものの、自分の評価では「全く進歩なし」。
そうゆう小さな失敗が日毎に重なっていき、自信のなさが大きくふくらみ、それが
だんだんと「犬をグルーミングすること」に対しての恐怖心になってしまいました。
（犬に対しての恐怖心ではありません）犬は大好きなんです。グルーミングも上手くなりたいと
思っているんです。　でも・・・私にはもう無理なのかもしれません。
学生の時とは違い、「仕事である」というプレッシャーにつぶされそうでした。
最後にははさみを持つ事が出来なくなり動物病院を退職しました。
自分がいつか、大切なお客様の犬を傷つけるかもしれないと思うと、怖いんです。
今は仕事をしていませんが、今でも目をつぶると、耳をきってしまい血が出ている
場面とか、舌を切ってしまった場面とか皮膚をクリッパーで傷つけて大量出血
してしまった場面とかが見えてしまいます。（そんなことは今まで一度もないのに）
怖くて怖くてしかたがないんです・・・。
みなさんは、そんなこと思った事もないですか？
私はやっぱりおかしいですよね・・・。　　(ノ＿・。）
私は、ペットをグルーミングする事は、快適に健康に過ごすために必要だと思って
います。人間の勝手でカラーリングしたりするような事は反対派の考えです。
（皮膚病で短くカットする必要があるのに見栄えが悪いと、ロングにしているなど）
私は、基本的にショークリップには興味がありません。（ショークリップこそ
その犬種のスタンダードだと言う事はわかっています）
犬自身が快適、これが一番大切だと思っているんです。その快適なカットを、いかに
飼主さんに気に入ってもらえるよう、可愛くカットしてあげること。それをずっと
頭の中に入れてグルーミングしていました。
今思えば、私がまだ働いていた頃こんな私の未熟なグルーミングを「可愛い♪また
お願いね。」と言って下さる方も何人かいらっしゃいました。
でも、そのリピーターの皆さんになんだか申し訳ないような気持ちなんです。
みんなそれぞれにカワイイこばかりでした。
今は・・・はさみが持てません・・・。
こんな私でもまた、グルーミングできるようになるのでしょうか・・・。
わかりません。
ながながと、すみませんでした。同じように思った事のある方、またはこんな私に
アドバイスをしてくれる親切な方がいらっしゃいましたら、メールを下さい。
「甘えるな！！！」など辛口のメッセージもお願い致します。
私、頑張ってここから這い上がりたいんです・・・。