そうですね。
私もカットは、単にみんな同じカットをするのではなく
そのこ一人一人に合ったカットが、必要だと思います.
特に プードルは、全身ハサミでカットが多いので、
トリマーの腕が、問われるところですよね。
でも、正直いうと例えばプードルは、スクエアタイプが、いいとされていますが
それは、あくまでも人間が、勝手にきめた基準。
ハイオンやドワーフでも飼い主さんにとっては大切な家族。

体をバリカン刈りをしたらすごく足の長さが目だってしまいます。
でも、それを無理に隠そうとして
ふわふわに長くのばして、スクエア−に近づけてカットする。
お手入れをきちんとしてこそきれいなプードルの毛がたもてるのに、
1ヶ月放置して、またカットに来ては、もつれて2.3時間の長いもつれほどき。
トリマーとしては、だめなのかもしれないですが、
もつれほどきのときの負担を考えたら、わんちゃんのことを
思えば 足が短かろうが、長かろうが快適に暮らせればいいんじゃないかとおもいます。
わんちゃんの方は、自分がスクエアーでないことに、コンプレックスを持っていないはず。
いわば、人間の自己満足部分はあるとおもうのです。

もちろん、きちんと手入れしていただける方には、
きちんと痛くないもつれほどきのしかた・シャンプーの仕方をお教えしてます。

そして、そのとき初めて、ふわふわのスクエア−に見えるカットをしていただいたいと思います。
あまりにも、もつれが多く可愛そうなわんちゃんが多すぎです。
だから、わたしは、
基本的には、きちんとお手入れができない場合には、
理想とされる体型でなくても
お手入れが、少なくてよい短めのカットをお薦めしております。
げんに、うちにきているマルチーズでプードルより足の長い子がいてます。
飼い主さんは、お手入れできないとおっしゃっていますので
体は、バリカンで足は、短めにハサミでカットしてます。
すごく足の長さが目だってます。
でも、ほんとすごくかわいいです。
飼い主さんも、わたしと同じ意見で納得していただいております。

もちろん、トリマーとして理想に近づけるカットも大切です。
でも、わんちゃんにとって一番負担の少ないカットを提案するのも大事だと思います.
人間が決めた基準の型にはまらないトリマーでいたいです。