タバコを吸いながらトリミングする人や、半殺しなんて言う人が、先生なんて本当に信じられないですね?!
私は、現在、ＯＬをしながら、夜学に通っています。来月、卒業なんですが、どうしても夜学での勉強には限界があるんです。時間の関係上、仕上げまでできないことが多くて、卒業といっても、まだまだです。ですから、会社を辞めて、昼の上級者クラスにもう一年通う予定です。幸い、今、アルバイトをしている店長が、週何日でもいいから、アルバイトに来てくれればいいよと言ってもらえ、一安心しています。サマーカットやプードルにとどまらず、いろんな犬種の子の勉強をしたいと頑張るつもりでいます。
私の通っている学校の先生方は、本当に尊敬できる方ばかりです。技術的なことはもちろんですが、皮膚状態がひどい子がくれば、どんな場合にこのような状態になるのかを、2.3分は語ってくれ、珍しい犬種の子がくれば、原産地に始まり、生活環境まで教えてくれます。とにかく、犬種に関する知識がものすごいんです。私の入学と同時に来られた新人の先生は「毎日、スタンダードの本を読んでいても、知識が追いつかない・・・」と愚痴っていたほどでした。でも、その新人の先生も今では、ものすごく知識が豊富で、尊敬できる先生になられています。学校全体の雰囲気が先生にも影響するんですよね。責任者の先生が、とにかく、きっちりした先生なので、下の先生に伝わったいると思うんです。
タバコについては、教室やトリミング室ではもちろん禁煙です。更衣室の端でしか、喫煙はできません。ワンちゃんの体のことはもちろんですが、タバコのにおいのついたワンちゃんを飼い主さんには返せないと、徹底しています。タバコを吸う人は、トリミング前には手をキッチリ洗わせられます。犬を叩いたら、それこそ、雷が落ちます。噛む子でも、その子にあった保定仕方、肢のあげる方向や高さを考えるよう指導されます。入学当時には、触られなかったような、すごい噛み犬の子や暴れる子でも、今では、なるべく興奮させないようにトリミングできるようになったと思います。ワンちゃんも人を見ていると気づきました。愛情を持っていると感じれば、結構、叱ると噛むのをやめるんですよね。何度か、担当しているうちに、ワンちゃんの性格が分かり、その子にあったやり方で進めると、噛まなくなってくれた子もいます。全く、心の通じ合わない子もいるんですが・・・？仕上げが終わると、先生は、仕上げをしながら、「良かった所」「悪かった所」を言ってくれます。それから、ワンちゃんをめちゃくちゃ褒めています。「かわいくなったよぉ」「ほんとにがんばったねぇ」って。
私は、先生のように、実力もあり、優しいトリマーになれるよう日々がんばろうと思います!!