獣医師広報板トップページ獣医師広報板管理人の独り言メニューワクチンによるアナフィラキシーショック
獣医師広報板のキャラクター:ココロちゃんワクチンによるアナフィラキシーショック
2015年5月26日:ムクムク(川村幸治)
◆「獣医師広報板管理人の独り言」利用についての注意事項
★本文記事は獣医師広報板管理人ムクムク(川村幸治)の今日の気分を文字にした物です。
★あくまでもfacebookに書いた独り言なので、どなたかとディスカッションする気持ちはありません。何らかの形でメッセージを送られても返事はいたしません。
★記載されている記事は自己責任でご利用ください。
◆こどもあんぜんサイト宣言◆
こどもあんぜんサイト宣言

元発言(facebook) いいね:56人,コメント:18件,シェア:0件(クリック)
原因が分からないが、ワクチン接種直後となるとアナフィラキシーショックも疑われる。
私は、しばらくは様子を見てから返すようにしているし、エピネフィリンはすぐに使えるように用意している。
幸い、40年近い臨床経験の中でアナフィラキシーと思われる症例を見ていないが、今日あるかもしれない。
それがアナフィラキシーと言うものだろう。

元発言(facebook) いいね:133人,コメント:17件,シェア:4件(クリック)
昨日、ワクチン接種後のショックについて書かせていただいたところ大変なご意見をいただきました。
私自身は、手術の際には全身麻酔によって危険な状態になることがあると事前に説明しています。
大抵の飼い主さんは反応が無いのですが、とても動揺されたことが二例有り、一例は手術を拒否されました。
ワクチン接種によるアナフィラキシーの確立というは知りません。
私の感覚とすれば、麻酔のトラブルの1/10くらいかなーと感じています。
しかし、危険なことになる可能性があるわけですから、事前説明すべきか今迷っています。
例えば、飛行機に乗るとき事故に遭うことがありますとは説明を受けない。
でも、事故に遭い、生命を絶たれる方は毎年のようにいらっしゃる。
実は、飛行機事故より自動車事故の方が確率は高いそうなのであるが、タクシーに乗る際に事故に遭うことがあるなんて説明を受けない。
ワクチンによるアナフィラキシーは、非常に少なく、日常的なトラブルでは無いが、仮に例えば1万回に一回は起こる。
動物病院にとって1万回に一回であっても、それに遭遇した飼い主さんには100%。
深刻な問題である。
昨日、ワクチンを含む各種の薬の能書を読んでみましたが、いろんな注意書きがある。
たとえ抗生物質であっても注意はある。
注射や投薬の都度、能書にある注意を説明していては、町の開業医師は時間がいくらあっても足りないだろう。
同様に獣医師も同じである。
最後はどこで線を引くとなる。
ワクチンのまれな副作用の説明を必ずすることは、手術に比較して回数がかなり多くなるし、トラブルが発生する可能性は手術よりかなり低いと感じています。
大きな病院だと、診察の前の受付で、受付スタッフが説明しておくという方法が採れますが、うちのように個人病院だと5月のようなフィラリア予防の季節は非常に難しい。
また、狂犬病の集合注射などは、説明は大きな立て看板を立てて説明を読んでいただくなどの方法となるかな。
日本は、アメリカと違い比較的訴訟が少ない。
しかし、近年ペットに関する訴訟は見かけるようになっている。
そうなると、ますますインフォームドコンセントや事前の検査などが必要となり、アメリカのように医療費の増加につながりやすい。
私もまるで人ごとのように書いているが、どうするべきか頭を痛めています。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。


もんも でーす。
画像募集中!!(無料)
画像集

◆獣医師広報板の主張

◆獣医師広報板管理人の独り言
利用上の注意事項&メニュー
2024年11月のBest
  1. 保護動物の移譲は所有権の完全譲渡が私の理想(564)
  2. SNSへのペットの亡骸写真のアップは是か非か(143)
  3. 大阪万博ペット同伴絶対反対(84)
  4. 一部の動物愛護家が行う恫喝・嫌がらせ(80)
  5. クリーンハンズの原則とは(53)

◆獣医師広報板よくある質問(FAQ)

◆獣医師広報板からのお願い
獣医師広報板をご利用、本当にありがとうございます。
獣医師広報板は個人サイトですが、その運営はボランティアスタッフが担い、運営資金はサポーターの応援に頼っています。
獣医師広報板は多額の累積赤字を計上しております。
サポーターは企業でも個人でも結構です。
ぜひ、獣医師広報板をサポーターとして応援ください。

◆PC版コンテンツ利用数Best(2024年11月期)
  1. 管理人の独り言(6,214)
  2. 猫のカロリー計算(4,002)
  3. 動物よくある相談(3,484)
  4. 犬のカロリー計算(2,590)
  5. 広報板カフェ(1,498)
  6. 迷子動物、保護動物掲示板(1,482)
コンテンツ別アクセス数

◆電子図書
電子図書「"犬と麻薬のはなし−麻薬探知犬の活躍」は、2022年2月23日より第四版になっております。
新しいエピソードも追加され、データーも更新されています。
第一版、第二版、第三版を読まれた方も、是非第四版をお読みください。
犬と麻薬のはなし−麻薬探知犬の活躍−第四版2022/02/23公開

◆一般市民向けの動物に関するセミナー・イベント
★毎週土曜日午後1時〜4時
ペットロスホットライン
ペットロスホットラインは、今のお気持ちをお聴きする電話です。
★WEB講座
★〜12月23日:オンライン
★〜12月25日:神奈川県横浜市
★〜2025年1月13日:福岡県福岡市
★〜2025年2月24日:東京都台東区
★12月23日:オンライン
★12月28日-2025年1月19日:東京都台東区
★2025年1月11日,12日:大阪府大東市
★2025年1月11日-13日:神奈川県横浜市
★2025年1月11日-13日:東京都千代田区
★2025年1月12日,2月9日,3月9日,4月13日,5月11日,6月8日,7月13日,8月3日,9月14日,10月12日,11月9日,12月14日:東京都豊島区
★2025年1月14日-28日:オンライン
★2025年1月16日-23日:オンライン
★2025年1月18日:北海道江別市
★2025年1月24日:オンライン
★2025年1月24日-2月24日:東京都台東区
★2025年1月26日:神奈川県厚木市
★2025年1月26日:宮崎県延岡市
★2025年1月26日:宮城県仙台市
★2025年2月19日-3月16日:東京都文京区
★2025年2月22日-23日:東京都武蔵野市
★2025年3月8日-9日:東京都世田谷区
★2025年3月30日:愛媛県伊予郡
★2025年4月3日-6日:東京都江東区
★2025年4月6日:東京都台東区
★2025年5月3日-5日:千葉県千葉市

セミナー・イベント情報はメールにて広報内容を送ってください。(掲載無料)

◆ペット動物獣医師&動物看護師向けの動物に関するセミナー・イベント
利用上の注意事項&メニュー

◆経済動物獣医師向けのセミナー・イベント

◆公衆衛生獣医師獣医師向けのセミナー・イベント

◆実験動物獣医師獣医師向けのセミナー・イベント

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。