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獣医師広報板のキャラクター:ココロちゃん犬猫の譲渡に里親という表現を使うなという抗議
2015年7月22日:ムクムク(川村幸治)
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元発言(facebook) いいね:110人,コメント:7件,シェア:1件(クリック)
今月は獣医師広報板誕生月と言うことで思い出話をします。
と言っても不愉快な思いです。
獣医師広報板を初めて数年経った頃、人の里親の関係者から猛烈な抗議を受けました。
動物の譲渡に里親と言う表現を使うなと言う主張です。
スタッフと話し合った結果、いやがる人がいるのだから、それまで使用していた里親捜し掲示板などのコンテンツ名はすべて飼い主募集と変更しました。
http://www.vets.ne.jp/info/pc/spot/20031120.html
問題はその後に起こりました。
譲渡会などの名称は「○×里親会」だったり、団体名自体が「○×里親会」だったりする。
これを辞めろという。
それは、先方の団体に言ってくれ、当方は広報板で広報するだけ。
獣医師広報板に団体名やイベント名の命名権は無いと言っても理解出来ない様子。
どうも、すべて獣医師広報板が主催しているように思い込んでいて、広報の意味が分からないようでした。
結局、私が所属している日本動物病院協会まで抗議が行ったようですが、放置していたら落ち着いたようです。
人の里親関係者のご苦労は察してあまりありますが、何でもそうですが、だからといって正義は自分にあり、みんな私達にひれ伏せというのはいかがな物か。
それは動物愛護業界もそうですが。(笑)

元発言(facebook) いいね:24人,コメント:2件,シェア:0件(クリック)
昨日、私の個人サイト獣医師広報板の思い出話で、表現としての「里親」について書かせてもらったところ、たくさんのコメントやいいねを頂戴しました。
あらためて「里親とは」でwikiをチェックすると以下のような記述でした。
>現在では、通常の親権を有さずに児童を養育する者は、個人間の同意の下で児童を養育する「私的里親」と、児童福祉法に定める里親制度の下で、国と地方自治体から児童を養育するに充分な養育費と里親手当てを受給して、児童相談所から委託された要保護児童を養育する「養育里親」「専門里親」などがある。 また、児童養護施設などが独自に採用してる制度で、児童養護施設の収容児童を週末や夏季、年末年始のみ預かる者を、「週末里親」「季節里親」などと呼ぶ。<
コメントにもありましたが、一時預かりを里親と呼んでいるようです。
動物の場合、大抵譲渡なので、譲渡とか飼い主募集の方がやはりいいかなとは思いますが、それはそれぞれの団体個人が考えること。
獣医師広報板は飼い主募集に統一しましたが、それを他者に強制するつもりはありません。
言葉は語源より用法だと思います。
用法は時代や立場により変わり、言葉の用法の変化は平安朝の学者さんだって嘆いていた。
ギャル語なんて親父には分からないしね。
穏やかに理解を得る問題で、目くじら立てるほどでは無いと私は考えています。

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