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獣医師広報板のキャラクター:ココロちゃん行政の動物管理の重要性
2016年3月16日:ムクムク(川村幸治)
◆「獣医師広報板管理人の独り言」利用についての注意事項
★本文記事は獣医師広報板管理人ムクムク(川村幸治)の今日の気分を文字にした物です。
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こどもあんぜんサイト宣言

元発言(facebook) いいね:158人,コメント:7件,シェア:16件(クリック)
今夜は動物管理について書かせていただきます。
行政は動物管理について責任を持っています。
例えば、野犬が子どもをかみ殺した場合、行政が訴えられ、和解ではあったが実質行政が責任を認め損害賠償を支払った事件があります。
−−−−−
野犬の実態、ここまで分った 枚方市で北大グループが調査 【大阪】
1990.12.11 朝日新聞大阪夕刊
 <野犬放置事故訴訟> 7年前、枚方市内で4才の女児が野犬にかみ殺されるという事故が起き、両親が野犬対策の権限をもつ大阪府を相手取って損害賠償請求訴訟をした。1審判決は行政責任を全面的に認める判決。大阪府はこれを不服として控訴したが、行政責任を認め、野犬対策の努力義務を明記した和解案を受け入れ、和解した。
−−−−−
野犬狩りをよく言われない方がいらっしゃいますが、子どもが死んでおり、またその責任は行政となっています。
動物管理は社会の安心安全のためのものであり、動物管理センターはその前線基地です。
趣味や好みの尺度で動物管理を考えるのではなく、動物管理は子どもが安心して通学路を通えるために必要なことであるとご理解ください。

元発言(facebook) いいね:173人,コメント:23件,シェア:8件(クリック)
動物管理の第二話です。
昨日、大阪で実際にあった子どもの死亡事件とその訴訟結果について書かせていただきましたところ、多くのコメントやいいねを頂戴しました。
ありがとうございます。
野犬が出没し行政が捕獲しようとすると、一部の動物愛護家が妨害する。
私のfb友達でもそのようなことを自慢げに書かれていることがあります。
では、その野犬によって子どもがかみ殺されたら、その人たちが責任をとるのかといえば全くとられないでしょう。
犬に殺された子どもが悪いくらい言うかもしれません。
実際に、東北の村でおばあさんに噛みついた野生猿を猟師が駆除したところ、おばあさんを殺してしまえと抗議があったと聞いています。
犬や猿の命と人の命は同等ではありません。
私個人考えとしては、例え動物の命100万頭であっても、人一人の命に代えられません。
昨日紹介したように、野犬にかみ殺された子どものご両親は、和解条件として行政に責任を認めさせ、今後の努力義務を行政に誓約させています。
つまり、行政は二度と野犬に子どもが殺されるようなことがないように努めなければならないわけです。
この一文は大きいです。
大阪の行政だけでなく、全国の動物管理行政の責任が問われることになります。
最近は、飼い犬の逃走に伴う咬傷事件はよく報道されますが、野犬は少なくなったせいかあまり事件は聞かなくなっています。
しかし、保健所が引き取らなければ放棄は増えると私は想定しています。
人の命はかけがえのないものです。
特に手塩をかけて育てられているご両親にとって、可愛い盛りの子どもの命が奪われることは耐えがたいこと。
安心安全な社会が当たり前になってしまって、実は安心安全な社会は不断の努力によって成し遂げられており、油断すれば危険な社会に戻ってしまうものだということを、我々も行政も肝に銘じなければならないと考えています。

元発言(facebook) いいね:40人,コメント:6件,シェア:4件(クリック)
動物管理の必要性について疑問のある人もいるようなので過去の私の意見を紹介します。
動物管理は行政の責任で、問題が起これば行政が訴えられ、行政の怠慢があったとされたら訴訟に負けます。
動物管理は動物愛護がどうのという話ではないのです。

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