獣医師広報板トップページ獣医師広報板管理人の独り言メニュー獣医師が狂犬病ワクチンを接種するとは
獣医師広報板のキャラクター:ココロちゃん獣医師が狂犬病ワクチンを接種するとは
2017年3月24日:ムクムク(川村幸治)
◆「獣医師広報板管理人の独り言」利用についての注意事項
★本文記事は獣医師広報板管理人ムクムク(川村幸治)の今日の気分を文字にした物です。
★あくまでもfacebookに書いた独り言なので、どなたかとディスカッションする気持ちはありません。何らかの形でメッセージを送られても返事はいたしません。
★記載されている記事は自己責任でご利用ください。
◆こどもあんぜんサイト宣言◆
こどもあんぜんサイト宣言

元発言(facebook) いいね:533人,コメント:143件,シェア:33件(クリック)
ネットを回っていると、たまに狂犬病ワクチン接種の後の犬の不調で猛烈に接種獣医師の責任を問われている記事を読むことがある。
写真は狂犬病ワクチンである。
私も、直接クレームを受けたことがあるが、いつもより濃くしたんじゃ無いかと言われた。
あー、この人は狂犬病のワクチンを町の獣医師が作ったり、調整したりしていると思っているんだと感じました。
写真は狂犬病ワクチンである。
メーカーは何社かあるが、製造方法は国が音頭をとって同じである。
つまり、メーカーが違っても製品の品質差は無い。
また製造後国が検定を行う。
そのシールを我々は確認してワクチンを使用しているのである。
量は、大型犬であろうが小型犬であろうが1ccと決められている。
私達の裁量で増減は出来ない。
私達の現場で出来ることは、今日の体調を聞くこと。
元気食欲が普段と同じか、下痢していないか聴取する。
あと、病院などでは簡単な健康診断が行われることもあると思う。
それだけしても、ワクチンは蕁麻疹や致命的なアナフィラキシーショックはまれではあるが確率としてはある。
事前に予想が付かないのが、そのようなアレルギー反応である。
しかし、我々獣医師はワクチン接種を依頼されたら断ることが出来ない。
狂犬病予防法には免除の規定が無い。
国が決めた法律に従い、国が検定したワクチンを、国が指定した量接種する。
逃げようがないのが、現場の獣医師である。
獣医師が狂犬病ワクチンを接種するとは

元発言(facebook) いいね:244人,コメント:97件,シェア:4件(クリック)
昨日、狂犬病予防法と現場の獣医師立場について書かせていただきました。
多くのいいねやコメントを頂戴しました。
ありがとうございます。
コメントを読ませていただいて、何点か一つずつ意見を書かせていただきます。
まずはワクチンの仕入れ価格と接種料金差による動物病院の儲けの問題が書かれいましたので、それについて。
まず儲けは仕入れと販売価格差が重要なポイントですが、私のイメージでは狂犬病ワクチンの納入価格に通常の自由価格は無い。
例えば、ジステンバーとパルボの混合注射であるが、各社価格が異なり、シーズンオフなどだぶついたときにはセールもある。
フィラリアの予防薬なども同様である。
しかし、狂犬病のワクチンはどのメーカーでも納品価格は同じ、セールは無し。
まるで国の公定価格のように感じる。
そして、接種価格であるが、これも非常にタイトなイメージがある。
その地域の行政と獣医師会が多分話し合うのだと思うのだが、集合注射の価格が決まる。
その価格が病院での価格となる。
私などは獣医師会に入っておらないので、その価格より高くても安くても良さそうなものなのだが、そうも行きにくい雰囲気がある。
かつて、同じように獣医師会に入っておらない獣医さんが集合注射の価格よりも安く設定したら行政の指導を受けたという話を聞いたことがある。
当時、獣医師会員の友人から聞いた話なので、真偽のほどは不明なのだが、同じ市内であるならば、行政が決めた価格でやってもらわなくては困るというような話だったようです。
そんなこんなで、私のような獣医師会に入っていない獣医も集合注射の価格で病院での接種価格を決めている。
しかし、中国地方のある獣医師グループが集合注射価格より安く接種しているという噂を聞いたことがある。
だとすれば、自由に設定できるのかなーとも思っています。
狂犬病の儲けですが、そのように決められた仕入れと決められた接種料金の差額=粗利は、私は全く不満です。
元々は1時間に多数頭接種するような集合注射の価格。
それなら見合うかもしれないが、病院で待ってもらって、問診、簡単な健康診断を経ての接種は倍でもいいのでは無いか。
それくらいが適正価格だと、私自身は考えています。
獣医師が狂犬病ワクチンを接種するとは

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

サポーター:日本ベェツ・グループ 三鷹獣医科グループ&新座獣医科グループ 小宮山典寛様のリンクバナー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。


Merlinちゃん
2歳、フラットの男の子
画像募集中!!(無料)
画像集

◆ポスターを自由にご利用ください
★猫は飼っても産ませるな。
猫の多頭飼い崩壊予防啓蒙ポスター(pdfファイル)
★ペットを一生責任持って飼えるか、飼う前によく考えましょう。
終生飼育啓蒙ポスター(pdfファイル)
★動物病院での飼い主さんによる暴力・暴言・迷惑行為は診療を継続することが出来ません。
動物病院での暴力・暴言・迷惑行為禁止ポスター(pdfファイル)

◆獣医師広報板管理人の独り言
利用上の注意事項&メニュー
2025年2月のBest
  1. 動物愛護は絶対的正義で、社会はひれ伏すもの度チェック!!(279)
  2. SNSへのペットの亡骸写真のアップは是か非か(127)
  3. 老犬の放棄と殺処分ゼロ((100)
  4. テレビドラマ「リラの花咲くけものみち」を見て(83)
  5. 若い人の動物愛護業への(79)
  6. 大阪万博ペット同伴絶対反対(78)
  7. うつ病はただの病気(61)
  8. ワンニャン平和党の設立(59)
  9. 「愛誤」という単語(58)
  10. ドイツの狩猟法による犬猫の殺処分数(56)

◆獣医師広報板よくある質問(FAQ)

◆獣医師広報板からのお願い
獣医師広報板をご利用、本当にありがとうございます。
獣医師広報板は個人サイトですが、その運営はボランティアスタッフが担い、運営資金はサポーターの応援に頼っています。
獣医師広報板は多額の累積赤字を計上しております。
サポーターは企業でも個人でも結構です。
ぜひ、獣医師広報板をサポーターとして応援ください。

◆PC版コンテンツ利用数Best(2025年2月期)
  1. 猫のカロリー計算(9,463)
  2. 管理人の独り言(7,084)
  3. 動物よくある相談(4,280)
  4. 犬のカロリー計算(2,585)
  5. 広報板カフェ(1,676)
  6. 迷子動物、保護動物掲示板(1,294)
コンテンツ別アクセス数

◆電子図書
電子図書「"犬と麻薬のはなし−麻薬探知犬の活躍」は、2022年2月23日より第四版になっております。
新しいエピソードも追加され、データーも更新されています。
第一版、第二版、第三版を読まれた方も、是非第四版をお読みください。
犬と麻薬のはなし−麻薬探知犬の活躍−第四版2022/02/23公開

◆一般市民向けの動物に関するセミナー・イベント
★毎週土曜日午後1時〜4時
ペットロスホットライン
ペットロスホットラインは、今のお気持ちをお聴きする電話です。
★WEB講座
★〜3月30日:愛知県名古屋市
★〜4月20日:福岡県宗像市
★3月27日:オンライン
★3月27日-4月7日:千葉県柏市
★3月29日:兵庫県神戸市
★3月29日:長野県長野市
★3月29日,4月19日,5月24日:東京都品川区
★3月30日:愛媛県伊予郡
★3月30日:神奈川県藤沢市
★4月3日-6日:東京都江東区
★4月6日:東京都台東区
★4月6日:ハイブリッド開催,大阪府大阪市
★4月6日:東京都大田区
★4月11日:オンライン
★4月12日:オンライン
★4月12日,13日:東京都江東区
★4月13日,5月11日,6月8日,7月13日,8月3日,9月14日,10月12日,11月9日,12月14日:東京都豊島区
★4月14日-28日:オンライン
★4月17日:オンライン
★4月19日:兵庫県尼崎市
★5月3日-5日:千葉県千葉市
★5月7日:オンライン
★5月10日:東京都大田区
★5月11日:千葉県習志野市
★5月17日:愛知県長久手市
★5月25日:東京都大田区
★6月6日:東京都江東区
★6月13日-15日:大阪府大阪市

セミナー・イベント情報はメールにて広報内容を送ってください。(掲載無料)

◆ペット動物獣医師&動物看護師向けの動物に関するセミナー・イベント
利用上の注意事項&メニュー

◆経済動物獣医師向けのセミナー・イベント

◆公衆衛生獣医師獣医師向けのセミナー・イベント

◆実験動物獣医師獣医師向けのセミナー・イベント

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2025 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。