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2018年12月8日:ムクムク(川村幸治)
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こどもあんぜんサイト宣言

元発言(facebook) いいね:160人,コメント:20件,シェア:17件(クリック)
昨日紹介した動物ネットニュースの中に、大型シェルターの問題を扱ったニュースが2つあった。
行政と引き受け動物愛護団体の関係であるが、大きく分けて2タイプある。
一つは、動物愛護団体はボランティア団体であるから、行政は引き渡しっぱなしで、医療費を初め飼育費を一切負担しない方式。
神奈川県の動物愛護団体からは、負担に対して悲鳴を聞くことがある。
この方法は、当然長続きはしないのでは無いかと思うし、破綻の際は多くの動物が路頭に迷うと考えている。
もう一つは、行政が引き渡しについてふるさと納税など金銭を付けているケース。
ただし、全頭引き受けである。
引き受けた団体は動物が増える一方で、それに伴うトラブルがマスコミ報道されることがある。
ここが破綻した際も、多くの動物が路頭に迷うことが想像されている。
この2ケース以外に方式があるのかもしれないが、目立つのはこのケースだろう。
どちらも危うい状態に立っている。
これが殺処分0なのかもしれないが、私には双方ともうまくいっているようには思えない。
批判は簡単であるが、解決法は難しい。
私は以下のような考えを持っている。
殺処分ゼロではなく、不幸な動物を減らすという考えである。
その為には、譲渡を増やさなければならない。
譲渡を増やすには、譲渡を受けて良かった、幸せになったという人を増やさなければならない。
譲渡を受けた動物が、多額の治療費用が必要な老齢動物であったなどと言うことが普通にあるようなら、譲渡が増えるとは思えない。
譲渡を増やすためには、行政は譲渡に不向きな動物は引き渡さないことだと思う。
健康で、フレンドリーな動物だけ団体個人に引き渡す。
そうすれば、社会は譲渡を受けることが普通になるだろう。
鬼は行政が引き受け、仏は民間が引き受ける。
もちろんマスコミは、殺処分数をワーストなどといわない。
このままでは、行政は任務放棄、民間は地獄。
そんな絵柄が私には見えている。

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