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リラの花咲くけものみちを録画してあったものを見ました。
うーん、見なかったことにしようとも思いましたが、やっぱり書くか。
山崎静代さんが演じていた獣医さん、保護犬を無料で診察されていて、いい先生だと言われていた。
実は私も近いことをやっているが、後ろめたい思いがある。
無料では骨折など大きな怪我とか対応しにくい。
また日常の治療費も、誰かが負担しているわけで、結局縁もゆかりもない一般治療費を払う飼い主さんが負担しているとも言える。
考え方ではあるが、私は後ろめたい思いがある。
また、第一話後半の馬の出産。
獣医師が母体を守るために子宮内で子馬を切断する判断をするのであるが、主人公が泣き叫ぶ。
一般のお嬢さんならカワイイと言えるが、本人は獣医師を目指している。
私なら説教するかな。
まっ、第一話なのでこれから主人公も変わるのかもしれないが、続けて見るのはしんどく感じている。
●Naomi Baileyさんのコメント
理想と現実の差ですね。人間は理想を食べて生きていけないのですから皺寄せはどこかに来るのは当然ですよね
●管理人のコメント
獣医科大学の先生は大変だなーと思う。
私は大学で獣医学と獣医師の心得を学んだ。
獣医学教育は当時は命を絶つ実験もあった。
心得は社会を守る最前線に獣医師は立たされることもあることを学んだ。
今は大変だな。
●中山雅史さんのコメント
放射線を通じて、人の医学から学び、その後、獣医学を学ぶことができたことは、理解を深めるうえでとても大切な経験でした。そして、野村先生が言っていた、ここ(麻布大)は、獣医学を教えるところであるっていう意味が分かりました。獣医学を学ぶこと=獣医師になる、ではないということ。医学も獣医学も面白く、興味が尽きない。
いのちをまもる、いのちをいただく。
●Keiko Yamazakiさんのコメント
獣医師になるためにそれなりの資金を支出してきた人が動物のために、というだけの理由で無料奉仕を頼まれるのはいかがなものかと常に考えています。路上で傷ついた動物を病院に連れ込むだけで良いことをしたと思いこんで欲しくありません。自分も身銭を切ってこそではないでしょうか。私は獣医師ではありませんが、獣医師のあがりでご飯を食べさせてもらい、学校に行かせてもらった身としてはこの問題に対して常にイラッとしてしまいます
●Akiko Thery-Yamazakiさんのコメント
出産に関しては 人間も同じかも知れないなぁ。
母体を守るために・・・。両方守りたくて 結局両方失くす という事がありうるから。
人間にもこの先有り得るだろう安楽死についても 獣医師は既に 携わっているわね。動物の命を軽く見ているという人もいるかも知れないけれど 致命傷を負ってしまった動物、不治の病には 必要だと思う。無駄に苦しむ事なく 穏やかに過ごして・・・。
野生動物や飼い主のいない動物たちの治療については 獣医師はボランティアでは無いと思っています。できる動物病院もあるかも知れないけれど その方の 許容範囲の中できっちり一線を引くべきだと思う。
●HNさんのコメント
動物病院にいた時に、事故にあったネコを運び込んできて、そのまま置いて行こうとした女性がいました。カルテを作るからお名前と住所をと言ったら、保護しただけだから、あとはそっちでと言われ、野鳥などであれば行政から費用は出ますがネコでは出ないことを伝えると、自分は善意の第三者なので、そっちは動物病院なのだから、保護義務があるだろうと。
もちろんそんなものはないし、保護犬猫を無料で診ていれば、一般飼い主の診療費にその分を上乗せしないと、人も雇えなくなるし、医療の質も下がることになるので、それは出来ない。また税金から出るようになれば、また増税になって、動物に関係ない人は黙ってないでしょう。と言うと、舌打ちして、「わかりました!可哀想なネコを保護した私がバカだったんですね。もう二度と助けようなんてしません。手持ちがないからこれだけ置いていきます!」と5,000円置いていきました。当然名前も連絡先もデタラメで、ネコさんは骨折してましたので、治療にはもっと掛かりました。結局、治した後、猫好きな職員が里親探して譲渡してました。
動物病院の人は動物大好きで、好きなことやってるのだから貧乏でも自己犠牲は当然だと思ってる人、普通にいます。
●角田 睦子さんのコメント
わたしも獣医師の仕事を描くドラマで命について悩むことは描いてほしいとおもいますが、可哀想、と泣き叫ぶのはいくらドラマとはいえ現実とかけ離れた描かれ方で違和感があります
また、無償で診察をする場面は大きな誤解を植え付け、今後様々な病院でトラブルになる要素なので、逆に「動物病院はボランティア施設や保護施設ではない」という方向で描いてほしいです
●田中 二郎さんのコメント
何故か我々獣医師はあくまでボランティア、言葉の話さない動物達によりそう天使!というイメージなんですよね。
我々の食扶持なんてすけど
大動物の出産は、体位悪ければ親救うため手足切るって授業で習う基本的なこと。それも理解できないのなら獣医師諦めろ
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昨日の「リラの花咲くけものみち」の話題の余談です。
私の病院に小鳥の臨床を勉強したいという学生さんを受け入れたことがあります。
私はまず、「私と話すときはメモを取れるようにしておけ」と命じました。
臨床の現場は緊張感漂う世界で、臨床獣医師は獣医学生にとっては先生そのもので、学ぶことだらけなのです。
ドラマのように学生が子馬がカワイソウと号泣するようなことは許されません。
私の学生時代なら、殴られるか、進路を変えるように諭されるか、相手にされないかでしょうね。
何にしても、あのようなことは「ふざけるな、出ていけ」と怒鳴られることです。
●角田 睦子さんのコメント
仔馬を救うためには母馬を犠牲にしなければならない、両方助けることはできない場合、それを決断するのは獣医師の仕事です
そこを「心優しい主人公」に落とし込んでしまうことは獣医師という職業の価値、意味を誤解させてしまわないかという思いです
依頼する畜主の生活が獣医師の仕事にかかっているという事実をしっかりと描いてほしいですよね
●田中 二郎さんのコメント
最近はなんでもかんでも「かわいそう」ですね。
解剖は「かわいそう」だからシミュレーション。
実験動物が「かわいそう」だから手術実習もシミュレーション。
うっかり血管傷つけて大出血からのリカバリーなどを生身で経験しなくていいのか?と思います。
シミュレーションで失敗してもそこに命は元々ないわけで。
●Akiko Thery-Yamazakiさんのコメント
出産 病気じゃないんだから・・・って 大した事ないと 思っている人もたくさんいますね。でも 今の時代になっても 出産前後で命を落とす人がたくさんいるということを 知ってほしいですね。
大昔は 出産は命懸けでした。動物においても それは同じだと思います。野生動物なら もっと。
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リラの花咲くけものみち第二話、見ました。
獣医学生の成長物語なのですね。
第一話がショッキングな終わり方だったので、どうなることかと思いました。
しかし、馬の臨床獣医師には謝るシーンは欲しかったです。
獣医の世界は卒業からですし、思いっきり狭い世界だったりしますので。
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