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悪魔の赤ちゃん         |  
  
1973年 アメリカ ホラー
  
<監督>ラリー・コーエン  
<キャスト>ジョン・P・ライアン   ,   シャロン・ファレル   
  
<ストーリー> 
フランク(ジョン・P・ライアン)の妻、レノール(シャロン・ファレル)の陣痛が始まり、二人は慌てて病院に駆けつけた。二人目の子供の誕生を心待ちにしていたフランクは、今か今かと廊下で待っていたが、そこで目にしたのは、血まみれになって倒れる医師と看護婦の姿だった。しかも、産まれたはずの赤ちゃんは姿を消していた・・・。
  
<感想> 
夏だからホラー!ホラーならなんでもいい!!というわけで、見たのですが、やっぱりそういうわけでもないですねぇ。 
いわゆるB級ホラーで、あまり怖くありませんでした。 
ただ、この作品、続編が3まで出来ているので、そこそこの人気ホラー映画だったようです。でも、30年以上前のホラーなので、今見ると、全然、もの足りません。
  
私としては、誰も目撃者がいないのに、すぐに赤ちゃんが殺人鬼の怪物だと、断定してしまうところが、不本意でした。父親もあまりにも情がなさ過ぎるなぁと思ってしまいました。お母さんにしても、最初、諦めるのが早すぎるし。 
この赤ちゃんが誕生した原因も、サラリと描かれているだけで、まして、悪魔が・・・とか、怨霊が・・・とかいうわけではありません。ということは、割と、社会派ホラーなのかもしれないですね〜。
  
よかった点は、この怖ろしい赤ちゃんの姿を、はっきりと撮さずに、見る方の想像力をかき立てたところでしょうか。 
実態がはっきりしてしまうと、それだけで、白けることも多いですから。
  
監督は、とても才能豊かな方らしく、「セルラー」の原案や、「フォーン・ブース」の脚本を書かれています。どちらも、アイディアが、すばらしい作品ですよね〜〜。 
でも、録画したこの続編は、お蔵入りかなぁ・・・。(2006,08,08)
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