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アマルフィ 女神の報酬      


2009年 日本
サスペンス・ミステリー   

<監督>西谷弘
<キャスト>織田裕二 , 天海祐希 , 戸田恵梨香 , 佐藤浩市 , 大塚寧々 , 伊藤淳史 , 平田満 , 福山雅治 , 中井貴一 (声の出演)

<ストーリー>
イタリアで、テロ予告があり、外交官の黒田康作(織田裕二)は、邦人を守るために派遣された。そんな時、日本人観光客の少女が誘拐される。被害者の母親(天海祐希)と同席している時に、犯人から電話がかかり、電話を受けた黒田は、とっさに、自分が父親だと答えたため、彼も誘拐事件に巻き込まれてしまう・・・。

<感想>
”フジテレビ開局50周年記念作品”のため、いつもにも増して、フジTVの番宣が激しく、
もうそれだけで、すっかり見る気をなくしてしまった作品です。
原作は、好きな作家の一人の真保裕一さんなので、それさえなければ、見ても良かったんだけど・・・(^^;。
過剰な宣伝は、見る気を失せさせる効果があるということを、TV局は、知って欲しいですねぇ。

気を取り直して、WOWOWで見たのですが、
さすがに、お金と、気合いのかけ方が違いますね(^^)。
まず、邦画初となるオールイタリアロケ!!
これを見るだけでも、大画面で見る価値はあるのかも。

そして、何回も番宣で聞かされたサラ・ブライトマンの歌声。
美しかったです〜(^^)。

また、この豪華キャスト!
さすがフジTV!!

ストーリーも、ミステリー作家・真保裕一書き下ろし原作なので、面白いです。
主演の織田裕二も、頭がキレて、やり手だけど、人当たりが悪い・・・と、はまり役。
かっこいいですね〜〜(^^)。
見習い役の戸田恵梨香の、ダメっぷりも可愛くて、映画のアクセントになっていました。

でも、面白いからこそ、これは、映像ではなく、本で読みたかったという気もします。

とことんのめり込める本と違って、映像だと、キャスティングや、その演技、そして、ちょっとした疑問など、いろいろな雑念が入り込んでしまって、ストーリーに集中できなかったのが残念です。

とりあえず、私は、誘拐犯人からのイタリア語!の電話と、ラストの犯人たちの動揺、そして、天海祐希がナースに全く見えない点と、3つほど、気になってしまいました(^^;。

改めて、原作を読み直してみてもいいかも〜〜(^^)。(2010,05,08)



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