アナベル　死霊館の人形　　　　　 ２０１４年　アメリカ　（ANNABELLE） ホラー・ミステリー　　　 ＜監督＞ジョン・Ｒ・レオネッティ ＜キャスト＞ アナベル・ウォーリス , ウォード・ホートン ＜ストーリー＞ 出産を控えたミア（アナベル・ウォーリス）のために、夫のジョン（ウォード・ホートン）は、妻の欲しがっていた人形をプレゼントする。そんなある日、隣家の夫婦が殺され、犯人は、ミアにも襲いかかり、それ以降、不気味な現象が起こるようになる・・・。 ＜感想＞ ジェームズ・ワン監督の大ヒットホラー「死霊館」にも登場した人形”アナベル”にまつわるホラーです。 アナベル人形は、ここに登場する以前は、普通のヴィンテージ人形だったということのようですが、 ただの人形だとしても、ちっとも可愛くないし、ましてや家に置いておきたくないぐらい不気味です。 このあたりは、西洋人と、日本人との美意識の違いでしょうか？ 日本で言うなら、可愛いけれど、ちょっと怖い気もする市松人形的な感じなんでしょうかね？？ 今回は、ワン監督は製作に回っています。 そのせいなのか、アナベル自体は、不気味ですが、ホラーとしては、なんだか全然怖くなかったです。 人形が動いて怖いことをするわけでもなく、 人形に込められる怨念が、それほどすごい力を持っていたとも思えないです。 それに、親しくなった女性の身の上話とかも、なんだか、繋がりが唐突で、イマイチ話に乗ることが出来ませんでした。 １箇所だけ、白い女がすごい勢いで突進してくるところだけ、ひぇっ！と、思いましたが・・・(^_^;。 主演はアナベル・ウォーリスという女優さんで、綺麗なんだけど、イマイチ怖さが伝わってこなくて、それも、減点です。 彼女の名前がアナベルなので、アナベル繋がりで起用されたとか？(^_^;。 楽しみにしていたのに、残念でした。。(2016,02,07)