アニー：シネマチェック：

アニー　　　

１９８２年　アメリカ　ファミリー・ミュージカル

＜監督＞ジョン・ヒューストン
＜キャスト＞アルバート・フィニー , アイリーン・クイン , ティム・カリー

＜ストーリー＞
不況真っ只中の1930年代のアメリカ。孤児院で暮らすアニー（アイリーン・クイン）は、いつの日か、両親が迎えに来てくれるという夢を持っていた。そんなある日、大金持ちのウォーバックス（アルバート・フィニー）の秘書、グレース（アン・ラインキング）が孤児院にやってきて、孤児の中からアニーを選び、ウォーバックスの屋敷に招待する・・・。

＜感想＞
ミュージカルが大の苦手だった私ですが、いろいろなミュージカルを見るようになって、ミュージカル映画への偏見もだいぶ薄れてきました。そこで、この有名な作品にも、チャレンジです(^^)。

有名といっても私はストーリーさえ知りませんでしたが、アニーは、孤児院育ちなんですね～。
孤児院の話というと、「オリバー！」を思い出します（あちらは救貧院でしたが）。子供達の歌やダンス。こちらも見応え、聴き応えがありました。
アニーの暮らす孤児院は、私設のようで、飲んだくれの変なおばさん、ミス・ハンニガンが院長。彼女が、なかなかいいキャラクターで、子供達に辛く当たるどうしようもないおばはんだけど、寂しい人生を送っているようで、どこか憎めない人でした(^^)。

ウォーバックスのお屋敷に行ったアニーは、お姫様気分。こんないい暮らしを少しでも体験してしまったら、孤児院に戻るのは辛いだろうなと思っていたら・・・。

ラストは、ハラハラの大アクション？！もあったりして、結構、楽しめました。

アニーを演じたのは、アイリーン・クイン。この時何歳だったんでしょう。メチャかわいい！っていうほどでもないのですが、こまっしゃくれていて、アニー役にぴったりでした。
ウォーバックス役は、アルバート・フィニーでした。(2008,09,21)